ソフトバンク孫正義さんがトランプと面会 だけど投資は日本にすべきだよ
ソフトバンクの孫正義さんが石破首相よりも先にトランプさんと面会したみたいだね。
共同の記者会見までする位だから、孫正義さんにとっては大成功だね。
だけど、ちょっと気になることがあるよ。
それはアメリカに100兆ドルの投資を今後4年間でするということなんだけれども、なんで日本国内でしないのかね。
それだけの高利回りの投資対象がないということだけれども、だったら自分で作ればいいだけの話だよ。
日本には航空宇宙産業がないんだから、孫正義さんが10兆円出して、それを作ってしまう位の日本に対する思い入れを持ってもいいと思うけどね。
儲かるところがあれば、国境越えてどこでも投資するのは、金融自由化以降の投資家の行動様式だけれども、これが全て良しとされるわけではないと思うよ。
90年代後半のアジア金融危機だって、グローバルマネーの影響だからね。
そろそろ投資家も、収益性ばかり考えていたら、逆に悪い評判が立って、国民から恨まれる存在になることに気がつかないといけないね。
これはUSスチールの買収に事実上失敗した新日鉄にも言えることだよ。
USスチールを買うぐらいだったら、広島の呉の製鉄所を稼働し続ければよかったんだよ。
そして、政府自民党に働きかけて、鉄鋼の関税を上げて、中国の安い鉄鋼が入ってくるのブロックするように働きかければいいんだよ。
こうした国益を大切にする考え方が、大手企業にも、投資家にも、日本政府にも全然ないところが、日本国民の不幸なんだと思うよ。