自分について考えるためにやってみたこと①
私が、自分のセクシュアリティについて考えるためにやったことは、
◯当事者の話を聞くこと
◯本を読んだり、映画を見ること
だった。まずは、当事者の話を聞いた話。
XでGLドラマをたまたま知ったのをきっかけにして、XのなかにはLGBTQを自認している方ががたくさんいることも知った。
そして、地元で勉強会があることを見つけたので参加した。これが私にとって初めて、レズビアンを自認している方に会う機会となった。
勉強会には、最近自認したという方もいれば、セクシュアリティについて悩んだのはもう何十年以上前の話でいまはもう吹っ切れていてレズビアンとして生きているという方もいた。
勉強会のなかで思ったのは、過去に悩んだことや同性に対して抱いてる感情について、話している内容に共感できるということだ。親しい友人に抱く感情が恋なのか友情なのか分からなかった。その人のことで頭がいっぱいになって、これは恋だと思った。それでレズビアンと自認しているというなら、やっぱり私も同じなのか。
私の責任ではあるが、この勉強会で本音を話すことができなかった。既婚者はよく思われないと知っていたので、それを伝えず参加したからだ。ごまかし続けることは難しいだろうと思い、この勉強会にはその後参加していない。
勉強会のなかで、LGBTQ診断でもあればいいのにねという話題が出たため、帰ってからネットで探してみると簡単に見つけることができた。やってみたところ同性愛者に分類された。
あとは、GLドラマのオフ会に参加してみた。そこでは、同性のパートナーがいて何年も前から一緒に暮らしている方がいた。
もっと早い段階で、自分と向き合えていたら私にもこんな人生があったかもしれない。
例えば、大学に進学するときに同性との出会いを求めて東京に行くとか。
大学時代にハマっていた百合小説のオフ会に行ってみるとか。
将来、どこに住んでも就職に困らないように何か資格が取れる学校に行くとか。
結婚する前に同性と付き合ってみるとか。
親しい友人にカミングアウトするとか。