私について②
初めてトランスジェンダー女性と会ったとき、自分の中に湧き上がった感情に気づいた。
あまり好意的に受け入れることができなかった。
これは差別なのだろうか。
自分がLGBTQ当事者に偏見を持っているわけがないと思っていたので、この感情を自覚した時はとても悲しくなった。
しかし何にでも慣れるものなのか、現在は、そういうもの、という気持ちである。
偏見や差別をなくすためには、まずは自分が無意識に持っている偏見を自覚することから始まるのだと思う。
もし、本当にLGBTQへの偏見がなくなるのなら、どれだけ時間がかかってもいい。例えば、私がいなくなった後の遠い未来でも。そんな気持ちで、地元のアライ活動にたまに参加することにした。しかし、平日に仕事しながら活動することの難しさを感じている。
そういえば、レインボーについても、最初は派手なシンボルだと思っていたけど、今はもう慣れた気がする。