私の星へ
2024年4月19日
ムンビンが亡くなってから1年が経った日。
いわゆる一周忌ってやつ。
前日までは普通だったのに、
朝起きたら急に泣きたくなって、気づいたらポロポロ涙がこぼれていた。
今年も4月19日は、
憎むほどいい天気で。
神様は、優しさで晴れにしてくれているのか、
それとも意地悪で晴れにしてくれているのか。
少しぐらい、雨を降らせて同情してくれたっていいじゃないか。
そう思った。
この1年間、「死にたい」とは思わなかったけど、「消えたい」と何度も思った。
ムンビンが亡くなったつらさのあまり、周りの人にあたってしまったり、困らせることが多かったから。困らせてると自覚しているからこそ、後ろめたさがあって、いなくなってしまいたいと感じていた。
しかし、一周忌であったこの日、私の親友がこんな言葉をかけてくれた。
「生きててえらいよ!」「生きててくれてありがとう!」と。
この言葉にどれだけ救われたか分からない。
この言葉を聞いた時、なぜだか分からないけれど、涙がぶわっと溢れて、私の心の中にあった重荷が無くなったように感じた。
人は人の言葉で救われる。
そして私も私の言葉で人を救えるのかもしれない。
そういえば、ムンビンの言葉にも何度も救われたことがあったな。
私は、ムンビンのように、
親友のように、
人を救える言葉をかけられる人になりたい。
それに気づいたのは、
ムンビンが亡くなったという事象があったから。
確かに悲しくてつらいことだけれど、
それ以上にこの1年間、たくさんのことを深く考えさせられて、
大事なことに気づけた。
だから私はムンビンが今でも大好きです。
生前も今も大事なことに気づかせてくれる
ムンビンが。
ありがとう。