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私の「かわいい」

今日も内向的な縫い物をしている。

鍋つかみを作るのが楽しくて、少し前に同じ形の鍋つかみをたくさん作った。
その鍋つかみは柔らかくて触り心地は良いのだけれど、使っているうちに熱の伝わりが速くてお鍋を持ち上げる時に少し頼りなくなった。
そこでその鍋つかみたちに当て布をして、厚みをつけることにした。

ダブルガーゼの鍋つかみにカンタキルトの当て布でかわいくアレンジ。
と言っても縫いながら形が決まっていくので、出来上がるまでどんなものになるのかわからない。
縫っている間が何とも楽しい。
ああ私はこういう縫い物が好きなんだな〜とつくづく思いながらニヤニヤしながら縫い付けていく。

ボロボロの鍋つかみたちが何とも愛おしい。
”ちゃんとした”鍋つかみよりも私のいびつな鍋つかみのほうがかわいいではないか! そう思うのは私だけかもしれないけど…。

洗濯して乾燥機にかけるとくしゃくしゃになってなおかわいい!

本当に自己満足の世界を生きているなと思う。
自分の満足を探すのが自分の人生ということになるのだねきっと。

きちんとした完成度の高いものはプロにお任せして、何も勉強してこなかった私の縫い物は私の世界から出ることはないけれど、どこか懐かしい気持ちにしてくれる。

ある動画である人が言っていた。

「いびつな形と線に記憶がある」

わかるような気がする!
そしてもっとわかりたい!




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