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宝物が増えた日①
昨日今日と私は夢を見ているんじゃないかと何度も思った
そんな幸せ過ぎた週末を忘れる事は絶対ないけど文字に残したいから
…私は今、料理が大好きで自分の作ったものを美味しいと食べてくれる、私の料理が好きだと言ってくれる家族や友達に作ることが本当に好きなんです
私が作った料理をびっくりした顔やトロけるような顔して食べてくれる
あの表情を見たくて想像しながら作る時間が大好きなんです
そもそも二十代後半くらいまで私は
料理にあまり興味もなく
美味しいものを食べると言うことの欲もあまりなかったように思います
高卒で家を出て県外で就職し、一人暮らしをしているにも関わらず
当時しっかりお給料をいただいていたので
暮らすことの金銭面での心配はなく、貯金などもあまり気にせず暮らしていました。
食べるということ、とはとりあえず
お腹を満たすという目的で
たいてい買ったり外で食べたりを繰り返す毎日でした
おにぎりすら自分で握ることなく
お米屋さんがやっていたおにぎり屋さんで買って食べていました
(やはりお米屋さんがしているおにぎりやさんのおにぎりはお米が美味しかったな)
酷いときなんてご飯だけ炊いて、ご飯の上にポテチ乗せて食べたり
業務用スーパーで買ってきた大量の紅生姜をご飯の上にのっけただけとか
そんな無茶苦茶な食生活を送っていました
結婚してから自分の作った料理を
夫に美味しいと言ってもらいたくて
必死で料理し肩肘張って無理矢理美味しいと言ってもらう、くらいの勢いで料理をし始めていた私
でもそんなんじゃ続けていけるわけもなく…料理するのがしんどくなったりしてしまっていたところに
料理家の高山なおみさんのお料理の本と出会うことができたのでした
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162283339/picture_pc_108847a174c8a33cda2e0ee78ef742bd.png?width=1200)
"高山なおみの料理" というお料理の本
お写真がとても素敵で手に取り
開いてみるととっても可愛い絵が出てきて
それだけで買うことを決めて購入
家に帰ってパラパラとめくってみると
美味しそうなお料理のお写真がいっぱい
写真集を見ている様でそれが本当に美しく、力強く美味しそうで
はじめに
を読み進めていくと自分が肩肘張って料理をしているのがバレてるんじゃないかと思うような
まるで自分に話してくれているような言葉が並んでいて
読み進めるごとに身体の力が抜けていく様な…そんな気持ちになった事を
今日またゆっくり読みながら思い出しました
それから今まで、我が家では高山なおみさんのお料理がしょっちゅう出てきて家族みんな美味しい美味しいと食べてくれます
今回高山なおみさんのお話し会とワークショップに参加できることになった際
子供たちに
あの"じゃがいもと青のりのかき揚げ"とか、"蒸し鶏のエスニックライス"とかの
レシピの本の人やよと説明するとすぐ伝わるほど
我が家の子供たちは高山なおみさんレシピですくすく育っております笑
今回高山なおみさんが近くに来られると友達が教えてくれて
(彼女は私が高山なおみさんが大好きな事を覚えていてくれた!)
Yちゃん本当にありがとう!!
高山なおみさんのお料理本はもちろん書籍もたくさん出版されていて
全て持っているわけではないけれど高山さんの文章もとてもとても大好き
一日目のお話し会では新しく出版された"毎日のことこと"という
エッセイの中から少し朗読もしてくださいました
大好きな高山さんの文章をご本人が朗読してくださるのを
すぐそこで聞く事ができるなんて…
あぁ今思い出すとやはり夢やったんちゃう?と思ってしまうな笑
今回高山さんを招いてくださった写真家の中里和人さんと高山なおみさんがご一緒に食べられた
高山さんの手料理のお写真を見せていただきながらゆっくりと会話するお2人の声をただただ聞いていました
あっという間に時はすぎ一日目終了
今回私と一緒にお話し会に行ってくれた40年来の友人Eやん
彼女とは多くを語らずもお互いを理解できているんじゃなかろうかと思っている仲←私だけがそう思ってるのか笑
彼女とのゆるゆる旅のことも綴っております↓
今回の往復2時間のドライブも
楽しくてあっという間だったな
とにかくそんな夢、いや夢のような現実の一日目を過ごした私
さらに夢のようなきらきらした日は次の日にも続くのでした