戦車連隊長
戦車連隊は北海道の北部方面隊隷下の第七師団隷下の3個戦車連隊と第二師団隷下の第二戦車連隊がある。
戦車連隊長は一等陸佐が指揮官である。
かつては戦車連隊は本管中隊一個中隊と戦車5個中隊編成であったが、今は4個戦車中隊に削減されている。
かつて日本各地に戦車大隊があった。
今はその戦車大隊も存在しない。
ここで説明しておかないと勘違いしている人が時々いるので解説すると、戦車連隊の下に戦車大隊は無い。
戦車連隊は戦車中隊を核に編成されていて、戦車連隊の下に戦車大隊があって戦車中隊がある訳ではない。
かつてあった戦車大隊は師団各普通科連隊が戦闘団を編成する際に戦車大隊の各中隊が各戦闘団へ配属されていた。
機甲師団の第七師団の戦車連隊はその逆で、戦車連隊が基幹となり戦闘団を編成し第七師団唯一の機械化された普通科連隊である第十一普通科連隊から各戦闘団へ配属される。
戦闘団になると戦車連隊長は戦闘団長となる。
同じ戦車部隊でも戦車連隊と戦車大隊、戦車隊では運用が違い主兵であり、やることもまるで違うのだ。
連隊長はCGSを出た機甲幹部であり、戦車大隊長はCGSかFOC出身の機甲幹部が上番する。
ちなみに第十一普通科連隊長にはたまに機甲幹部の1佐がなることもある。
普通科中隊長にも機甲幹部がなることもある。
戦車連隊長で忘れられない連隊長の話をと思ったが・・・・長くなりそうなのでまたの機会にする。
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