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履帯交換

戦車の履帯は一般的にキャタピラと呼ばれるが、自衛隊は履帯と呼ぶ。
履帯には種類もある。
ゴム履帯と鉄履帯だが、74式戦車の頃は公道を走る時きゴム履帯に履帯交換をして、演習場へ入ると鉄履帯に交換した。
とっても面倒な作業をする。

履帯も長年使用すれば摩耗とかして交換したりするが、なかなかというか全然新しい履帯は届かないのが現実だ。

履帯は履板が繋がったもので、その履板単位で交換して・・・気が遠のく作業だね。
簡単に履板は外せないからね。
コネクターのボルトの溝に土が入って堅くなっていて割り柄を2ポンドハンマーで叩いて土を取り除き、強力と呼ばれる大きなレンチを使う。
それでも固く外れない時は大きな・・・特大のパイプを使って外すのだ。

履帯交換も重たい履帯を線路のように伸ばして戦車が移動して交換するが、履帯を伸ばすのも畳むのも人力なんだよね。

11月6日に北海道で公道を戦車が走っていたけれど道路の保護とかいろいろ気を使っていることは知って欲しいね。

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