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戦車のある風景
戦車がある風景は一般人には馴染みが無い風景だろう。
戦車が日常的に一般人が見るようでは有事であまり歓迎されるものではない。
しかし、戦車乗りは戦車がある風景は日常的な風景である。
戦車と共に生きているのである。
そんな戦車乗りでも、各種合宿、教育課程に入校したり臨時勤務に出たり戦車のある現場から離れて勤務をすることが多々ある。
そうすると帰って来て久し振りに戦車に接するとたまらなく戦車が愛おしい気持ちになったりする。
「愛車精神」を叩きこまれている戦車乗りは特にそうだ。
戦車に乗るということは、命懸けでもあるし、数ある自衛官の中から選ばれた者しか戦車乗りになれないのだ。
希望したら乗れるものではないし、成績だけでもなれないし、適正や枠や運もないと戦車乗りにはなれないのだ。
運は大事かも知れないが戦車との縁も大事だ。
戦車と縁がある者は血筋的にも親兄弟親戚の自衛官に多く戦車乗りが居る事実は余り知られていない。
私も一族で自衛隊に入隊した者は全員機甲科だからね。
戦車のある風景が見られる者は戦車と縁があるものなのかも知れない。