戦車の本当の姿
駐屯地祭とかで見る戦車はよそ行きというかきれいな戦車の姿で、本当の戦車の姿はまた違う。
戦車は泥だらけであったり、埃まみれだったりする。
演習ともなると人間なら武装したように姿もまた変わる。
付属品も載せ、砲身にはバラキューダを巻き付け、丸太が取り付けられたりする。
当然状況中は戦車は偽装され草だらけになったりする。
そういう戦車の姿は一般人は見ることは恐らくないだろう。
戦闘態勢になっている戦車はいろんな装備が積載され、戦闘室にも弾薬や装備で狭くなる。
74式戦車の操縦手の頃は普段の訓練では操縦席の右となりに棚のようになった前部弾薬架があってそこに防護マスクや何かしか置いていたが、応急出動準備訓練等の大規模演習になると実弾を満載すると「棚」のような弾薬架に砲弾があって窮屈な感じがした。
実際完全装備した戦車はいつもと違い操縦していて重かった。
戦車の操縦席に長時間ハッチ開放して戦闘地域への自走での移動を想定して、風防が取り付けられたり戦車乗りでも滅多に見たことがものまである。
そういうの、戦車の本当の姿は実は戦車乗りでもそんなに見られるもんではないんだよね。
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