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親と別世帯にして奨学金をもらった学生

社会保険労務士、ファイナンシャル・プランナーの拝野 洋子(はいの ようこ)です。

ある若い人A子さんの話です。小学生で母を亡くし、父親がうつ病で休職し、働く状態でなくなったのです。でもA子さんは勉強が得意で好きだったので大学進学したかったが、父からは「学費は出さない」と言われていた。

どうしてもA子さんは進学したかったので高校からバイトし、勉強も頑張り成績が良かったので給付型の奨学金をもらえるようになり、現役で大学にも合格したのです。

無事に大学生活が始まったのですが、父のうつ病が直り収入が増え、奨学金を受ける条件を満たさなくなり突然奨学金を打ち切られたというのです。でも父親は学費を出さない方針です(ひどいね、収入が増えたのに)。

バイトを始め、貸与型奨学金を借りました。そこへ大学教員から「あなたは独立生計者」だから父親の収入に関わらず、給付型の奨学金を受けられるはず」と説明を受けたので、JASSOに小さいときからの自分の生活の経緯を説明しました。

すると独立生計者として給付型の奨学金を受けられるようになりました。大学教員の説明がなかったら今でもA子さんは、貸与型で苦しい思いをしながら大学を続けていたかもしれませんね。下手すると在学できなくなって
いたかもしれない。

他にもこういう方がいたら、「親から独立生計している」ことをJASSOに説明し、成績がそれなりなら給付型奨学金をもらえるようになるかもしれません。

今年は我が家もいろいろ大変な年なので、学費を調べています。地域や学科も設定して学費を安い順にランキングすることができます。東京神奈川、文系大学学費を調べてみました。ここが一番詳しいと思います。ちなみに夜間部も含まれています。

貸与型奨学金が多いと子ども自身が大変ですし、親も大変ですからね・・。
でも奨学金はたくさんあるんです。このサイトが詳しいです。NOTEにも
書いている方ですよ。

「自分の子の将来のために何かしてあげたい」親心が強くあるからこそ、塾産業とか習い事産業とか成り立ってる世の中と思います。

私は、感覚が昭和なので、最近の中学生は大変だと感じます。成績良くするためには「先生からどう見られるか、1年中意識してなきゃいけない」ように見えます。苦も無くできる子はいいんですけどね・・・。

高校も「なんとなく普通科、大学に行く」子が多いけど、専門分野を勉強する高校が増えたと思います。やりたいことがはっきりしている子はいいですよね。ただそういう子ばかりじゃない。若い子に試行錯誤は必要です。高校にかかる学費は以下のHPはいかがでしょう?

ついでに我が家ではしなかった、私立中学の学費ランキングはこちら。

なるべく通える範囲(引っ越しちゃう人もいますけど・・・)、本人のやりたい学科や中高なら部活などあるかどうか、が大事と思いますが、やっぱり
学費もチェックです。

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年金SUN・社労士🎈はいの
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