外科医夫に聞いた当直勤務とは？

2020年12月15日 19:01

こんにちは。夫が外科医をしている専業主婦のちーと申します。

本日は夫がちょうど当直なので、医師はどのような勤務体制なのか、夫から話を聞いた内容を踏まえ妻目線でお伝えします✊

✔そもそも当直とは？

病院に宿直して、夜間の患者さんの対応をする当番日のことです。
月末になると、翌月の当直担当医表が配られるのでその表に従います。

通常勤務＋当直なので朝出勤～翌朝終了か翌日も通常勤務の場合もあります。
日中の勤務の延長で当直勤務になるという流れです。

急患や救急車の受入数、入院患者の様態変化などによって変わってくるようです。
救急車に関しては、事前に救急隊員経由で連絡が入るので症状次第で対応の可否は選択できます。
仮眠をとれるとはいえ、ベッドや当直室の環境も自宅とは異なりますし、ハードであることは明瞭です。

病院によって大きく異なってきます。
夫が研修医をした病院は夫が退職後、当直翌日は公休にルール変更となりました。
現在勤務している病院は当直翌日の昼までは通常勤務、午後は公休となります。

✔手当はあるの？

給与に当直の回数分上乗せされますので、給与総額にダイレクトに影響します。

この点も病院によって大きくルールが異なってきます。

人員の不足度合、医師の年齢（若手は入る回数多い）など様々な要因で頻度は変わってきます。
夫の場合、月2～4回入っています。
昨年度の大学勤務時は週2回ペースで入っていました。

当直は、勤務している病院だけでなく、周辺の病院へスポットで行くこともしばしばです。
今年は精神科病院や介護療養型の病院など普段勤務しない病院へ行く機会がありました。

昨年の大学勤務時は多種多様な病院で当直勤務しました。
その中で、療養型温泉病院があり当直医も温泉に入れるという特権があり、夫は昨年ナンバー1病院だと言っていました。

また、当直に行っても呼び出しが全くない病院もあり、そんな時は待機中に時間を有効に使えるというメリットもあるようです。

夫が当直の日は丸1日家に誰も居ないことになりますので、土日ではなく実質当直日が私にとっての休息日となっています。

ただし、当直夜はお弁当を届けるというミッションがあるので1日フリーという訳には行きません。

当直勤務は肉体的にもハードである一方で、収入面へも大きく影響します。
夫のパフォーマンスを最大化できるよう全力でサポートしていく必要があります。

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