10月14日は、マリインスキー劇場がオープンした日
1860年10月14日に、サンクト・ペテルブルクにあるマリインスキー劇場がオープンしました。
1783年に、エカテリーナ2世によって開設された「帝室劇場」が起源です。1859年に、アルベルト・カヴォスの設計によって、ネオ・ビザンチン様式の現在の劇場が竣工し、1860年10月14日に、マリインスキー劇場がオープンしました。
1700席あります。
これが、マリインスキー劇場です。
今は、新しい劇場もできていますが、私は歴史のある劇場しか入ったことがありません。こちらが貴賓席です。
緞帳はこんな感じです。
緑色の服を着ている人がいますね。この人はプログラムを持っていて、売っています。
天井に絵が描かれているので、写真を撮りましたが、シャンデリアが明るくて、絵が見えなくなりました。
ロビーには、ロシア音楽の父と言われているグリンカの彫像があります。
休憩時間中は、劇場内を探検しました。上の階からの眺めはどうかなと見に行きました。
こちらが、シャンデリアです。
天井の絵も見えました。
最上階で天井を見ると、このような彫刻を見ることができます。
最上階からのシャンデリアです。
平土間席の中央からの眺めです。
貴賓席です。
もう一度緞帳です。
ここにカメラがありますね。この日の公演は、年末のくるみ割り人形で、指揮者がゲルギエフさんでした。そして、公演の様子が録画されていて、NHKでも放送されました。
カーテンコールの時のゲルギエフさんです。
翌年もマリインスキー劇場へ行きました。こちらは、翌年のマリインスキー劇場です。
ロビーにピアノがあり、年末だとヨールカもあります。
ロビーの天井画です。
またまたグリンカの胸像です。
こちらは、マリーヤ・アレクサンドロブナの像です。
マリーヤ・アレクサンドロブナは、アレクサンドル2世の奥さんです。アレクサンドル2世という人は、1861年に農奴解放を行った人です。そして、1860年に劇場が建て直されたときに、マリーヤの劇場ということで、マリインスキー劇場となりました。
オペラを見たこともあり、その時は、字幕が上につきます。
「ドン・カルロ」を見ましたが、字幕はロシア語でした。もし、オペラを見たいと思ったら、あらすじをおおまかに知っている演目を選んだり、日本であらすじを予習して行ったりした方が、いいです。
カーテンコールです。この時も指揮はゲルギエフさんでした。
オペラ『ドン・カルロ』は、4時間かかる演目で、8時開演だったので、12時を過ぎていました。演目と一緒に、上演時間も調べておくといいです。
旅行中、毎日のようにマリインスキー劇場に通いました。
緞帳です。プログラムを売っている人もいます。
くるみ割り人形のカーテンコールです。
この時は、ゲルギエフさんの指揮ではありませんでした。
主役の2人です。
主役の2人は、何回もカーテンコールでした。
終演後のマリインスキー劇場です。
【10月14日の過去記事】