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ロゴスキー記念日

私にとって、6月23日は「ロゴスキー記念日」。

なぜかというと、初めて「渋谷ロゴスキー」へ行った日だから。

2008年6月23日、ある方とお昼を食べることになった。その時、渋谷のハチ公前で待ち合わせをした。私は渋谷でランチを食べたことなんてないから、お店も知らない。

その方は、東急プラザへと歩いて行った。9階のレストラン街に着いて、何を食べたいかと訊かれた。私の目に入ってきたのは、「ロシア料理」だった。

ロシア料理なんて、レストランで食べたことがないから、食べたくなった。

その方は若い時にデートでよく使っていたお店だったようだ。

それで、初めてのロゴスキーへ。当時はデジカメを持っていなかったため、その時の写真はない。

この日、「渋谷ロゴスキー」へ行ったことにより、私はロシア好きだったことを思い出し、チェブラーシカという名前を知った。映画「チェブラーシカ」のポスターがレストランに飾ってあったのだ。まさに、運命を変えた日だ。

「渋谷ロゴスキー」は、わりといいお値段するので、初めはあまり行かなかった。でも、店内で流れている「Золотое Кольцо」というグループの歌が好きで、だんだん通うことが増えて行った。

2009年6月24日には、「渋谷ロゴスキー」の創業者の息子さんと知り合い、その後もロシア情報をいろいろ教えていただいた。

2011年2月16日には、「渋谷ロゴスキー」の創業者のお孫さんでもある副社長さんと知り合った。

2011年2月19日には、「渋谷ロゴスキー」の姉妹店である「ロゴスキー深沢カフェ」に行き、社長さんと創業者のひ孫さんとも知り合った。

2011年3月11日の東日本大震災の後は、外食を控える人増えた。この時のロゴスキーのお客さんは、ものすごく少なくなった。2年半だがいろんな思い出ができたロゴスキーがなくなってしまうのは嫌だと思い、出来るだけ通い、売り上げが出るようにメニューを頼んだ。

そして、2012年1月18日には、「渋谷ロゴスキー」のメニューを全制覇した。

しかし、2015年3月22日に東急プラザの閉館に伴い、「渋谷ロゴスキー」も閉店することとなった。それが分かってから、最終日は予約をした。

3月は予約なしで毎日「渋谷ロゴスキー」へ通った。名残惜しいお客さんで行列がたえることはなかった。もちろん、私もその行列に並んだ。ロシアは、行列に並ぶことが多いから、ロシア気分も味わえた。(笑)

1月からは、東急プラザの思い出を振り返る展示も始まり、そこには、私が投稿したものも展示された。

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「渋谷ロゴスキー」で頼んだメニューをできるだけ写真に撮ったら、ものすごい量になってしまったため、厳選して載せる。

きのこのスープ。2013年の年末にダーチャへ行ったときに、きのこのスープが夕ご飯に出てきた。モスクワで食べたきのこのスープの味が、「渋谷ロゴスキー」のきのこのスープの味と同じだったのだ。「渋谷ロゴスキー」の初代料理長の長屋美代さんは、ソビエト時代に15の共和国のすべてを周って、料理研究をした人だ。同じ味を再現していたとは本当に感動的だった。

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きのこのつぼ焼きが好きで、最終月はよく頼んだ。このつぼ焼きは大きいため、コース料理には入っていない。単品で頼んだ。大食いの私は他にも頼んだが、日本人女性ならこれだけでもおなかがいっぱいになるものである。

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パンを開けた時。

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モスクワにいる現在、無性に食べたいものが、「キエフ風のカツレツ」。帰国できたら、銀座の「ロゴスキー」で絶対に食べる。

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ラムチョップもロゴスキーのものはおいしい。これも帰国したら絶対に食べる。

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初めてロゴスキーに行った日は、ここのテーブルに座った。

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最終日の私が座った席から見た店内。11時から閉店までずっといた。

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メニューだけでなく、レストラン内の調度品も写真に撮った。これも厳選して載せる。このサモワールは本当に素敵。

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なぜなら、モスクワオリンピックのマークがついているのである。

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天井のステンドグラスは、現在の銀座店にもある。

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渋谷の開発がどんどん進んでいるため、もう二度と見ることができない景色。これは、渋谷ロゴスキーから見た景色。

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渋谷ロゴスキー最終日2015年3月22日に撮影。これが私が最後に見た東急プラザである。

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現在、銀座に「ロゴスキー」としてオープンしているため、2015年3月22日を境に、私はまったく渋谷へ行かなくなった。

「渋谷ロゴスキー」と姉妹店だった「ロゴスキー深沢カフェ」、銀座の「ロゴスキー」については、また何かの時に書くと思う。

銀座の「ロゴスキー」では、6月30日までテイクアウトは割引も行っているみたい。ロゴスキーの公式ホームページでお得情報をゲットしてみてください。


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チェブラーシカ
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