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2023年1月

1月30日のロシアの感染者は、5,979人、モスクワの感染者は、1,519人となっています。
1月は、時がたつのが早くて、あっという間に終わってしまいました。
長くなってしまったので、気になるところから、お時間のある時にご覧ください。


お正月から日本の放送

義母は、テレビで日本が出ると、必ず、私を呼びます。
1月2日の夕方義母が見ていた番組では、盆栽をやっていました。
ビデオになっているので、1月2日の夕方に放送された盆栽の番組をここから見ることができます。たぶん、再放送だった気がします。


もし、私のnoteを見て、埼玉県の盆栽町へ行く人がいたり、木村正彦さんと知り合いの方がいらっしゃったら、木村さんに「ロシアのテレビに出ていたよ」と伝えていただけると嬉しいです。
かなり丁寧に取材をして、分かりやすい番組になっていました。
義母は、盆栽の値段にびっくりしていたけれども、「きれいだ」としきりに言っていました。そして、「日本の家にあるか?」とも訊かれたけれども、我が家は、盆栽を買えるほど裕福ではないし、亡き父も盆栽が趣味ではなかったから、ありません。
新年休暇中の別の日には、富士登山についてもやっていました。

このニュースに震えた

日本は中国からの水際対策を強化しました。その結果のビザ発給停止なのです。
私は、中国からの水際対策に疑問を思っていました。
なぜなら、ロシアのニュースでは、中国の感染者が増えているという報道は、ほとんどありませんでした。だいぶたってから、火葬場が混雑しているというニュースがあっただけです。
そして、ロシアの入国時には、どの国からの入国であっても陰性証明書も必要ないし、到着してからの検査も必要ないし、隔離も必要ありません。
ロシアの初期のコロナ対策と言えば、中国との国境をすぐに封鎖して、武漢株が入るのを防いだくらい対応が早かったです。パンデミック前は、中国からの観光客が大勢来ていて、ロシア経済の影響は大きかったにも関わらず、プーチンさんは、人命を大切にして、すぐに封鎖しました。
そのロシアが、今回の中国の感染爆発を受けても、水際対策をしません。考えられる理由として、ロシア人が全員免疫ができているからです。また、水際対策をする意味がなく、自由にしておいて、感染したら治療をするという流れができているからというのもあるのかもしれません。
もしくは、ロシアに対する日本の報道と同じように、中国に対する日本の報道も真実を伝えていないのかもしれないと思いました。Twitter、FB、インスタを使えないので、現地の声を聞くことができないため、真実は分かりません。たしかに中国で感染者が増えているのかもしれないけれども、煽るために大げさに報道しているのではないかと思いました。
もし西側諸国に都合がいいように、中国を悪に仕立てようとしているとしたら、いろんな国の報道、現地の声を聞いて、見て、自分でしっかり考えて判断したほうがいいと思いました。
習近平さんは、政治的差別だとして、ビザを停止したけれども、これで、日本もビザを停止したら、戦争の一歩手前であると私は思います。ビザ停止のあと、大使館閉鎖になれば、戦時中です。ヤフーコメントを読むと、そこまで考えていないで、一方的に中国が憎いというコメントが多いのが、一番の懸念事項です。
このニュースの映像を見ると、韓国では、中国からの入国者に黄色い札を首からかけたようです。これを夫に話したら、ナチスドイツもユダヤ人に、昔、黄色い札をかけたらしいです。こういう史実を知っていて韓国が対応したのか知りませんが、まずい方向にいかないことを願います。

月末には、ビザが発給されるようになったというニュースがあり、安堵しました。

また、ロシアでは、3月下旬位に中国人観光客がロシアに戻ってくると言われています。

なぜ、ロシア駐在記者は実際に映画を見て記事を書かないのか

この記事を読んで、この記者は、ロシアで公開されている映画を見て記事を書いていないと思いました。

いくら記者で忙しいとしても、記事執筆当時は、連日17回から24回上映していて、しかも、新年休暇が明けたら、値段が下がり、270ルーブルで見られる時間もあります。270ルーブルとは、540円くらいです。2時間弱の映画を540円くらいで見られます。
30分ごとに上映している映画館があちこちにあり、ふらっと立ち寄ってチケットも買えます。それなのに、見ないでこの記事を書いたとすぐに分かりました。見てから書いたら、こんな記事にならないはずです。
ものすごく腹立たしい記事でした。

新年列車に乗れた

新年列車を見かけたのは、1月12日でした。しかし、私がホームに着いたときには、ドアが閉まるところだったから、乗れませんでした。しかも、写真も間に合いませんでした。
がっくりした翌日。
今度は、タイミングよく新年列車がホームに入ってきました。写真も間に合ったし、乗ることもできました。

ニキータ伝~ロシアの手ほどき

YouTubeチャンネルの「ニキータ伝~ロシアの手ほどき」をご存知ですか?
ロシアの正確な情報を知りたい方におすすめです。

私は、11月に「いちばんぼし」のシェフにインタビューした動画を見て、「ニキータ伝~ロシアの手ほどき」を知りました。
まさに、日本政府の制裁は、ロシア人が困るというより、ロシアに住んでいる日本人が困っています。

いちばんぼしのシェフのインタビュー動画も良かったけれども、

その後、配信される【ロシアニュース解説】の動画が素晴らしくて、見ています。

1本の動画が長い時もありますが、アナウンサーみたいに聞きやすい話し方なので、視聴しやすいです。

ニキータさんご本人も「ラジオ感覚で聞いて下さい」と動画の始めにおっしゃっていて、少し聞くだけでも、有益です。

ちょっと気になった方は、気になる動画から見てください。まだまだ、最新の動画もあります。

公現祭を見に行った

ロシア正教の宗教行事の公現祭を近所の公園でしていることを知ったので、初めて見に行きました。
公現祭とは、日本のニュースでも毎年流れています。氷を十字架の形に切り抜いた池や川などに入るというものです。
気楽に行ったものの、池の近くには警官が立ち、消防車と救急車が待機しとものものしい雰囲気だったので、近くで写真を撮るのを辞めました。

昨年レニングラード州で川に飛び込んだ女性がそのまま流されて、10日後くらいに遺体で発見されたという事故がありました。今の時代、スマホで動画を撮っているので、「ママ―。」と子供が叫んでいるのもニュースで流れました。今は、動画に撮る人がいて、そういう事故も全土に広がるけれども、昔から、少しは事故が起こっていたような気がします。

木が邪魔で良く見えませんね。

テントと消防車です。テントの中は暖房が効いていると思います。

テントと消防車の横には、救急車も待機していました。

あそこが、池に穴を掘った部分です。

右に穴があり、階段を上って、左にテントです。水に入った後、タオルを持って行っているとはいえ、この写真の右から左まで水着で歩かないとなりません。この日の気温は+1度くらいで例年に比べてあたたかかったのですが、もっと気温が低ければ、水から出た後に凍傷になる危険があると思いました。

ちなみに、ロシア正教の信者でなくとも、参加することができます。私は水着がないので、今後も参加する予定はありません。万が一、心臓麻痺などになっても困るので、やりません。

裸の男性がうろうろしているので、近くで写真を撮るのを辞めましたが、ここでも何人か裸の人が写っています。私が行った昼間は男性ばかりで女性で水に入る人はいませんでした。

ロシアのカラスもいました。

そして、帰り道。前を歩いていた松葉杖をついたおじさんが、振り返りました。私を見て、話しかけてきました。
なんと、「ヤクート人か?」と言われました。ヤクート人というのは、サハ共和国に住む民族です。日本人と似ていると言えば似ているけれども、フードについているふさふさが余計にヤクート人に見えたと思います。
今までも、中国人、ベトナム人、タイ人、インドネシア人、カザフ人、キルギス人に間違われたことがありましたが、ヤクート人に間違われたのは、初めてでした。

たしかに、観光客があまりいない地域で、いるとしたら、ロシア国内の民族だろうと思えば、ヤクート人に見えると思います。その後、「日本人だ」と言うと、驚き、「日本は、好意的な国だ。」と話していました。ソビエト時代から、日本に対するイメージはものすごくいいのです。
今回の日本政府による制裁で日露関係が悪化しているのが、残念で仕方ありません。ロシアに来たことがない人は分からないと思いますが、ロシア人は親日の人が多く、日本人と分かると本当によくしてくれます。

レーニン廟が2か月閉鎖

今は、モスクワに観光に来る人はいないともいますが、定期的に行われる作業のため、2月13日から4月15日まで、レーニン廟が封鎖されます。


日本の大雪のニュース

いつものように、義母が「ニュースで日本が出ている」と呼びに来ました。
見に行ったら、大雪のニュースをしていました。日本で報道された映像にロシア語をつけて報道しています。

水道管破裂のニュースを見て、「実家は大丈夫か?」と心配してくれました。ニュースを見た時は、実家の様子は知りませんでしたが、数日後に電話をしたら、お風呂のお湯が出なくなったようです。修理が混んでいて、近所の家も1週間くらい修理が来ないようです。
いつもは降らない地域でも降ったから、子供用のおもちゃで雪かきしているのを見て、ロシアは、雪かきの仕事の人がするから、それもびっくりしていました。
北海道では、-30度より低くなったと聞けば、モスクワよりも気温が低いからそれもびっくりしていました。
さらに、モスクワは寒いし雪も降るけれども、何メートルもの積雪にはならないから、それにびっくりして呼びに来ました。バス停が埋まるなんて、モスクワではまずないことです。

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