Мотивы русской архитектуры

無料博物館週間で、張り切って博物館巡りをしているときに、お土産屋さんで見つけた本。

『ロシア建築のモチーフ』

私が大好きなロシアの木造建築の本が売られていた。

大きいし、厚いし、重そうだし、高そうな本だと思った。
棚の上の方にあったし、たぶん、買わないから、中身を見ないで、表紙とタイトルを覚えた。

家に帰ってから、ネットでこの本を探そうと思ったからだ。

なぜ、建築に興味があるかというと、中学生の時に、一瞬、ほんの数か月間だけ、建築設計士になりたいと思った時期があったからだ。
中学の技術家庭で住環境を考える単元があり、そこで、家の設計を考えた時に、結構こういうのを考えるのが好きだと思った。
また、母方の父(私の祖父)は、大工だった。「大工の孫だから、設計士になってもいいね。」という母の一言で、一瞬、その気になったのだ。
その後、別のことをしたくなったから、建築設計士になることはなかった。

そういうわけで、建築には興味がある。
さらに、初めてのロシア旅行で、キジ島やスズダリで見た木造建築の影響も受け、特にロシアの木造建築に興味がある。

ネットで探したら、いくつかの本屋さんで売られていることが分かった。

ラビリントという本屋さんのサイトは、本の中の写真がたくさんあるから、どんな本なのかというのがよく分かる。
やはり魅力的な本だ。

ネットで調べながら、全ページを見ることができるサイトがないかな?と、探した。

日本では考えられないと思うが、ロシアでは、結構ネットに全ページPDFとかになって載っていたりする。
ソビエト時代は、すべて国の物だったから、著作権というのもなかったと思う。そのため、ソビエト時代に発行されたものは、うまく探すと全ページ見られる。
この本は2020年出版になっているが、再版で、初版は1985年のソビエト時代。
だから、ネットで全ページ公開されているのを見つけた。
それをこちらから見ることができる。


さらに、レーニン国立図書館のサイトで検索すると、1903年発行の『村の建築のモチーフ』という本も出てきた。この本もオンラインで見られる。


【4月26日の過去記事】


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