時よ、前進!
スヴィリードフについて、今まで書いてきたものはこちらから。
そして、今日は、スヴィリードフが1時間で作曲し、今では一番有名な曲となった「時よ、前進!」の動画を集めてみた。
元々「時よ、前進!」という映画音楽のためにスヴィリードフは作曲した。その後、ソビエト時代には、夜のニュースの音楽に使われ、ソビエト国民にとって知らない人はいないという音楽になった。
ソビエトが崩壊し、一時期ニュースの音楽として使われなくなったが、現在もペルヴィー・カナルの夜のニュースで「時よ、前進!」の音楽が使われている。
16分43秒くらいから、「時よ、前進!」が始まる。1975年の映像で、時代を感じる白黒。フェドセーエフ指揮。
スヴェトラーノフ指揮、ボリショイ劇場のオーケストラの演奏。テンポが速く、皆さん必死。会場でスヴィリードフもフェドセーエフも聴いている。1985年のコンサートで、スヴィリードフは70歳。
ゲルギエフ指揮、マリインスキー劇場のオーケストラの演奏。ゲルギエフの指揮棒の動きが細かい。
コロナウィルスの自己隔離時にマリインスキー劇場がオンラインで演奏したもの。皆さんの動きがおもしろい。
私は、この記事を書くために、「時よ、前進!」の音楽を聴きまくっていたら、ピアノ演奏にはまってしまった。弾きたくなってしまったのだ。
本当に有名な曲だから、ピアノ独奏のアレンジやピアノ連弾のアレンジなどがある。これらの楽譜もネットで探せば、見つかる。
しかし、「時よ、前進!」のスコアを見つけるのは大変だった。それでも、何とか見つけた私は、ピアノで練習してみた。
この曲は、元気をもらえるから好きだ。
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