ノヴォクズネツカヤ駅(2号線・緑色の地下鉄)
5月15日にモスクワ地下鉄86年となり、記事を書きました。
その時は、モスクワ地下鉄の各駅の様子を伝えることができませんでしたが、徐々にモスクワ地下鉄の様子を伝えています。モスクワ地下鉄は、2021年12月7日に新たに10駅が開業したため、現在282駅あります。気長にお付き合いいただけると嬉しいです。新たに開業した10駅は、近いうちに撮りに行きます。モノレールとМЦКという地上を走る電車の駅の写真を撮るのを辞めました。そのため、242駅になります。
また、素人写真なので、写りが悪いですが、気になる駅情報がありましたら、コロナ終息後にモスクワ旅行に来ていただき、実際に見ていただけると嬉しいです。
1943年11月20日に、ノヴォクズネツカヤ駅(2号線・緑色の地下鉄)がオープンしました。
天井にモザイク画があります。
「庭師」
「鉄鋼労組」
「機械製造業者」
「建設労働者」
「パイロット」
「スキーヤー」
ホームにあるモザイク画は、ここまでですが、もう1枚モザイク画があります。それは、エスカレーターを上がった出口のところにあるので、後ほど、紹介します。
アレクサンドル・ネフスキー
ドミートリー・ドンスコイ
クジマ・ミーニンとドミートリー・パジャールスキー
アレクサンドル・スヴォーロフ
ミハイル・クトゥーゾフ
レニングラード市(現在のサンクト・ペテルブルク市)の英雄的に守った人への栄光
セヴァストポリ市の英雄的に守った人への栄光
オデッサ市の英雄的に守った人への栄光
スターリングラード市(現在のヴォルゴグラード市)の英雄的に守った人への栄光
モザイク画を作ったウラジーミル・アレクサンドロヴィッチ・フロロフです。
フロロフは、1942年2月3日にナチスドイツによって封鎖されたレニングラードで餓死しています。ノヴォクズネツカヤ駅は、1943年の開業なので、こちらの天井にある作品は、最晩年の1941年から42年にかけて制作されたものです。すでに、1941年9月8日からレニングラードは封鎖されていたため、大変困難な時期に制作されたことが分かります。
そう思って、もう一度モザイク画を見てください。また、現地でもそれを頭に入れてモザイク画を見ると、感慨深いです。
ちなみに、フロロフは、前回紹介したアフトザヴォーツカヤ駅のモザイク画も制作しました。
そして、天井と壁の間に彫刻がありますが、少しずつ違うため、ホームの端から端まで順番に写真を撮りました。
乗り換えの通路にある壁画です。
夫の情報によると、昔は、レーニンではなく、スターリンが描かれていたそうです。
エスカレーターで出口へ行きます。
出口の所の天井です。
「アスリートのパレード」
ホームの長さが足りず、あと1枚のモザイク画を天井に設置できなかったため、出口の天井にあります。
出入り口の所に彫刻もあります。
地下鉄の出入り口です。
こんな撮影スポットも駅前にあります。
また、駅の向かいには、トルストイの研究センターがあります。
ここは、日本のガイドブックに載っていないところなので、トルストイが好きな方は、ぜひ訪れてみてください。私は夫が教えてくれたので、ここの場所を知ることができました。
そして、駅前の通りには、「カルチマ・タラス・ブリバ」というレストランがあります。
レストランのメニューです。中にあるメニューは日本語対応しているものもあります。ロシア語と英語が分からない人は気楽に入れます。2018年のワールドカップの時は、大賑わいのレストランでした。
宇克蘭の民族衣装を着た店員さんが店内にいます。
そして、私が頼んだのは、宇克蘭料理のボルシチです。パンもたくさん出てきました。
レストランのホームページはこちらです。
そして、同じ通りには、ロシア民芸品の一つのグジェリ焼のお店もあります。
ヤンデックスの地図はこちらです。
先ほどのグジェリ焼から少し歩いた同じ通りに、インペリアルポーセレンのお店もあります。
私も1つ買ってみました。
インペリアルポーセレンのバックスタンプが印刷された紙で包んでくれて、丁寧な包装になっています。
オーソドックスの青いカップではなく、私が選んだのは、ビリービンが描いた「金鶏」のシーンのカップです。
バックスタンプはこんな感じです。
2人目の義母の家にあるインペリアルポーセレンです。
ちょっと落ち着いてお茶を飲めないカップです。
バックスタンプを見ると、
よく見えないので、拡大してみました。ソビエト時代のものです。
ヤンデックスの地図はこちらです。
インペリアルポーセレンから数軒先には、ロシア民芸品のジョストボのお店もあります。
ジョストボは、ジョストボ村で作られているこのようなトレーです。
このような小さいものであれば、持ち帰りやすいし、値段もお手頃です。2018年の値段なので、今はもう少し上がっているかもしれません。
ジョストボのお店のヤンデックスの地図はこちらです。
ノヴォクズネツカヤ駅前のピャチニツカヤ通りは、ロシア民芸品のお店が3軒もあります。
駅の方に戻って歩いていくと、このような教会があります。開館時間であれば、中に自由に入ることができます。
教会のホームページはこちらです。
さらに歩くと、また教会があります。この辺りは古い街なので、ロシア正教の教会がたくさんあります。こちらも開館時間であれば、中に入ることができます。
教会のホームページはこちらです。
さらに、歩くと、トレチャコフ美術館があります。ロシア美術がたくさん所蔵されていて、ガイドブックにも載っているので、こちらのトレチャコフ美術館は必見です。
トレチャコフ美術館のホームページはこちらです。
順次追加していますが、トレチャコフ美術館に展示されている絵の紹介です。
【12月13日の過去記事】
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