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小5サピックスα1の娘が算数の偏差値を10上げた勉強法。新6年組分けテストの結果公開【SAPIX α1 中学受験の記録】 

このnoteでは
サピックスα1の小5の娘が算数の偏差値を10アップさせた勉強法
を詳しく紹介します。

サピックスのα1クラスというと
「天才揃いで勉強せずとも成績がいい」
というイメージがあるかもしれませんが、実は違います。
授業を楽しみながら、日々努力して成績をあげています。

娘のα1クラスのお友達も努力家が多く、賞状を貰う子は娘を含めて毎回違います。
授業内テストも真剣そのもの!

先生が小5の当初掲げたクラスの目標。
親としては信じがたいものでしたが、1年かけてほぼ近づいています。
つまり、クラスのみんなで切磋琢磨しながら1年かけて成績を上げてきているのです。
この後一体どこまでいくのだろうと、ワクワクしてきます。

算数の偏差値が10アップすると、見える景色が明らかに変わります。
小5の1年間で娘が取り組んできた算数の勉強法を、実際のデータを交えて詳しく紹介します。

娘ひとりのリアルな体験談ではありますが、
「算数の成績をあげたい!」
とお悩みの方には何かしらヒントになるものがあると思います。


色々な人が情報発信をしている世の中ですが、表で言える情報は、表面的なことに限られます。
私は、自分の心の師匠から
「本当に有益な情報はクローズドな環境でのみ巡る」
と教わりました。

なぜかと言うと
表で全ての情報を話してしまえば
情報の価値が下がり、
理解度の低い人たちから変な誤解をされて炎上してしまうこともある。

そんな所に情報を出すくらいなら
クローズドな場所で、話のわかる実力者か、
あるいは熱意ある方にそっと教えると。

そこで、私も
表では話さない
知らないと損する情報をふんだんに盛り込みました。

ぜひお読みください。


サピックスに通う小5の娘について、まずは簡単に自己紹介。

・「もうすぐ1ねんせい」からサピックスに入塾し、もうすぐ6年目
・年長入塾時から最上位クラスをキープ。
・4年からはα1クラスに在籍中
・新6年生もα1スタート!

娘は、小さい頃から算数が得意でした。

サピックスの入室テストは、算国で200点満点。(当時の様子を書いたブログ記事はこちら

サピックス 入室テストの結果


あれから5年。娘は5年生(新6年生)になりました。

最近実施された新6年生組分けテストの個人成績表です。
有料部分(10000文字超!)では、ピンクの網掛けを外した画像を見ることができます。
算数の勉強法のお話なので、算数だけ。

成績表の他にも、娘の興味深いデータをお見せします。

新学年組分けテスト〈新6年生〉

約1年前・2024年1月に実施された4年生の新5年生組分けテストの成績表です。
有料部分(10000文字超!)ではピンクの網掛けを外した画像を見ることができます。

新学年組分けテスト〈新5年生〉

網掛けの部分に載っている成績や、その他のデータはかなり興味深い結果となっています。
新4年生や新5年生の方、中学受験を検討中の方にも参考になるのではないでしょうか。

データからわかることを整理して書いてみたところ、
それを読んでくれた妻と娘が

「なるほど、そうだったのか!」

と、うなってくれました。(褒めてる?)

わが家では、昨年(2024年)のちょうど今頃(4年生、新小5)から、受験を見据え勉強に力を入れ始めました。
その甲斐あって

4年1月組分けテスト➡5年1月組分けテストで算数の偏差値が約10アップしました!


力を入れるというのは
根性でゴリ押しするということではなく、勉強のやり方を工夫するというイメージ

その様子は、Xの投稿をまとめた下記の note に詳しく書いています。

・サピックスα1クラスの振り返り(2024.2 新小5スタート)
  …
・サピックスα1クラスの振り返り(2024.7)
・サピックスα1クラスの振り返り(2024.8)
  …
・サピックスα1クラスの振り返り(2024.12)

勉強に注力した結果、新5年生の2月から12月までサピックス4科目の成績も上がりました。

最近5回分のサピックス平均偏差値


中学受験において、5年生は最重要学年と言われます。
わが家では、特に算数を重視して対策を進めてきました。

9月1日に行われた第2回志望校診断サピックスオープンの算数B(思考力問題)の結果

サピックスオープン 算数B


娘は算数が得意なのですが、5年生の1月時点では、大体こんな感じです。

・サピックスの授業では、授業に集中してその場で疑問を解決し、授業中にわからない箇所がない状態で帰ってくる
・サピックスでは、テキストでやり残した問題と、数値替え問題を解く「家庭学習」が出されます。算数の復習はこの1回。この時点で、ほとんど間違えていません。
・計算の工夫を駆使した「暗算」を使っています。特に、「おみやげ算」はいろいろな場面で使うとのこと。
・例えば、4桁÷2桁のわり算の筆算を頭の中で思い浮かべて「暗算」できるらしい
・さんよび先生のYoutube動画(後述)のサムネイル画像を見て速攻で答えを出したりします。

娘には、他にも面白い・驚愕算数エピソードがたくさんあります。
たまにXなどで紹介しています。


この note を読むとわかること

・娘がどのようにして算数が得意になったのか、5年生2月から12月までの取り組みを振り返ります。
・新5年生からの算数の勉強法について、わが家でも取り組んだ秘密兵器を紹介しながら解説します。
🚀算数を得意にしたい方は必読の内容です。
🚀中学受験本やサピックスの指導とは、ちょっと異なる点もありますが、そこが大事なポイントだったりします。
・中学受験算数の学習に役立つおすすめの参考書・問題集

もしこの内容をXに書いたら、

まだ入試を経験していないのに、そんな偉そうなことを書くの?

というツッコミが聞こえてきそうですね(笑)

もちろん、受験が終わって、きちんとした結果が出てからまとめても良いのだと思います。

しかし、まさに今、

・リアルのママ友さんやパパ友さんとの会話
・XのTLに流れてくる投稿

などを例にあげると

・中学受験では算数が重要だと言うことはわかっているけれど、算数の成績で伸び悩んでいる
・算数が得意になるイメージがわかない

という方が一定数いらっしゃる。

娘の成績を知って、勉強法について実際に相談を受けることもあります。

今悩んで苦しいまま、受験勉強を続けたり・始めたりして良いのだろうか…。
算数が得意になるイメージがわかない、具体的にどういう状態をいうのかわからないまま、受験勉強を続けたり始めたりして良いのだろうか…。

もっと早く知っておけば楽になったのに… ということ、結構ありますよね。
受験だって同じではないでしょうか。

たとえば、新学年の学習がスタートする今の時期に算数の効果的な学習法を意識しておくと、普段の勉強が楽になることもあるのではないか。
合格へ近づくのではないか。

そう考えるようになりました。

知り合いでもない有名人の話(表面的な情報)をありがたがって鵜呑みにするより、
実際に隣に座っている算数が得意なお友達の頭の中を知ってみること
が役に立つこともあるかもしれません。

しかし実際にはお友達にストレートに頭の中どうなってるの?と聞くことは難しい…
そこで、一例として
娘の頭の中のこと・わが家の戦略を話を詳しく書いてみようと思いました。

娘が5年の現時点までに体験したリアルな内容をもとに書きまくります。
少なくとも5年生までの内容については通用するはず。

超重要といわれている小学5年生算数のリアルについて、
今すぐ知って対策を始めるか、1年後に知って「そうだったのか!」と思うか
ということですね。

6年から志望校合格までの取り組みについては、また別にリアルタイムで書いていくことになるでしょう。

ちなみに

「これから成績下がるでしょ(笑)」

という話は全力でスルーさせていただきます。

Xでも見かけますね。先輩方からのありがたくない助言。

悩むことないです。
正しい努力を続ければ、そのままいけますよ!

娘は今後習い事やピアノ練習時間の比重を減らして勉強時間が増えていく予定なので、まだまだ伸び代がいっぱいだね!と話しています。
本当に、どこまで伸びる気かな(笑)

娘を見ていると、算数が得意になると、理科や社会など他の科目にも良い影響を与えるようです。

だから、算数はとても大事です。


それでは、ここから本題。

まずは、5年生の総まとめともいえる新学年組分けテスト〈新6年生〉の結果から見ていきます。

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