海外の映画祭について配信で話した件
おはようございます、映画系VTuberのche bunbun(チェ・ブンブン)です。
今週は、世界の映画祭に関する配信を2回行いました。
■読みたい、観たいコンテンツがなければ、自分で作ろう!
私は、ブログも配信もそうですが、「自分が読みたい、観たいコンテンツ」を作ることを心がけています。ブログ活動を始めた当初は、自分が映画を観た時の感想のアーカイブの意味合いが強かったのですが、最近では日本未公開映画やマイナー映画を紹介する意味合いが強くなってきています。なので、バズりそうだからと今公開されている作品に対して強い言葉で煽ったり、酷評されている映画をボロクソに言うみたいなことには興味がなくなってきています。ただ、このような自分が好きなコンテンツというのはインターネットにはなかなか落ちていません。それなら、自分で作ろう。自給自足、地産地消し続ければ映画や有識者が自分の目の前に現れると思い活動しています。
↑一応、私もCINEMAS+さんに『すずめの戸締まり』記事を寄稿しているので是非。
今週の月曜日に第73 回ベルリン国際映画祭コンペティション部門のラインナップが発表されました。新海誠監督の『すずめの戸締まり』が選出されたということで、Webニュースも盛り上がりをみせたのですが、案の定それ留まりなニュースが目立ちました。フィリップ・ガレルや、ホン・サンスがベルリン国際映画祭に出品されていることもTwitterの映画民が言及しているだけで、Webニュースでは中々観測できていません。この状況には前からモヤッとしているのです。まあPVを稼がなければいけないインターネット資本主義の宿命ではありますが。
■ベルリン国際映画祭ラインナップについて語る配信
それなら、自分でラインナップ紹介すればいいのではと思いたち、配信枠を立てたところ、済東鉄腸さん( @GregariousGoGo )が「私も参加したい!」と申し入れていただきました。
実際に翻訳アプリのDeepLとIMDbやMUBIなどといった映画サイトを駆使してコンペティション作品の調査配信をしたところ、250人近い方に観ていただけました。有識者からコメントもいただき、楽しい回にできました。
■ブルキナファソの映画祭について語る配信
また、昨日にはブルキナファソにあるワガドゥグ全アフリカ映画祭のラインナップ紹介配信を行いました。私は、以前からアフリカの映画を追っており、clubhouseやスペースでもアフリカ映画回を開催したことがあるのですが、いずれもアーカイブに残っていないため、今回コンテンツとして残すことにしました。
マニアックすぎる話なので、同時接続自体は少なかったものの、コメントでマラウイのドキュメンタリー映画『アフリカの少年ブッダ』を教えてくれる方が現れてドープな対話をすることができました。
この調子で、ニッチな映画専門のVTuberとして活動することで、インターネットの集合知が新しい次元に私を誘ってくれる。また、自分自身、物理世界での仕事が忙しくなり、なかなか映画を追う時間が確保できなくなってきているので、積極的に検索手法や映画の掘り方を共有することで、代わりに異界の扉を開いてくれる方が増えることを期待しています。
日本未公開映画やマイナー作品を掘りたい方がいましたら、是非私の配信を活用してみてください。
■済東鉄腸さんが本を出します
来月2/17(金)に済東鉄腸さんが本を出します。タイトルは、『千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話』(長いのでTwitterだとハッシュタグ #千葉ルー を使うことが推奨されているようです)。
本作は、日本未公開映画のスペシャリストとしてブログサイト「鉄腸野郎Z-SQUAD!!!!!」に記事を書いている傍ら、ルーマニア語で小説を書いている済東鉄腸さんの自伝本。
私自身、大学時代から彼のことを知っており、自分を日本未公開映画沼に導いたのも彼であった。そんな彼の壮絶な人生を知れるということで楽しみにしています。
出版されたら、YouTubeでイベント配信したいなと思いますのでこうご期待ください。