母親と斧を投げに行った話
「斧投げバー興味ある?」
母親から一通の連絡が入ってきた。
母親は、時折、妙なことに私を誘う。
どうやら、斧投げに興味があるらしい。
斧を投げるといえば、以前ガーリィレコードチャンネルで高井さんがマルマインのマネをしながら斧を投げていた。
興味はある。
それも「すごく」
ということで「THE AXE THROWING BAR®︎ / アックススローイングバー浅草店」に行ってきました。
閑静な住宅街にそれはあった
都営大江戸線蔵前駅より徒歩5分。閑静な住宅街に突然それは現れた。デジタルサイネージ、タルに乗せられたジェンガ、立て看板が異界へ我々を誘う。
中へ入ると、イギリスのパブっぽい空間が広がっていた。テレビでは斧投げの世界大会と思しきものが流れている。おもむろに設置されたサッカーゲームを前に、洋画の世界に迷い込んだような気分にさせられる。
お兄さんが現れ、
「んじゃ、地下へ行きますか。」
と案内される。
階段を降りる。翳りが闇へと我々を吸い込む。まるでデスゲームが始まりそうな雰囲気にゾクゾクとさせられる。
斧を投げてみよう
さて、会場に着きました。壁にはグラフィティが描かれている。お兄さんのファッションもあり、1970~80年代サウス・ブロンクスに来たような雰囲気がある。
斧投げのルール
斧投げのルールを教えてもらった。
・10投、斧を投げる。
・円形の的に当たった場所の点数が得点となる。
・点数と点数の境界にまたがっていた場合、内側の点数が得点となる。
・10投中、2回KILL SHOTを狙うことができる。
KILL SHOTを宣言した状態で、左右上方の的に刺せると8点手に入る。
・最高得点は6×8+8×2=64点満点で競い合う。
実際に投げてみた
一歩踏み込んで、投げるスタンダードな投法「ワン・ステップ」を教えてもらい、実際に投げてみた。肩に、斧の頭を乗せる。腕を内側になるようにコントロールして投げる。ダーツと違って、重い。斧は3種類ある。一番重いものは、刺さりやすいが、重くてスピードが出ず、軌道が曲がりがちだ。
一番、軽いのは逆に軽すぎて軌道がズレてなかなか当たらない。中くらいのものが個人的にしっくりきた。
投げ続けること15分…
ついに…
刺さりました。振り下ろす時に、耳の横を通過したタイミングで手を離すと、的に刺さりやすいことに気づいてからはスパスパ刺さって気持ちいです。
実際にゲームをしてみた
実際にゲームをしてみた。
2ゲームやってみた。
ゲームの緊張感から何投か外してしまいましたが、6点ど真ん中を仕留めることができました。あまりにキレイに刺さっていて感動です。
最後に
今回、斧投げに挑戦してみました。高校時代、身体測定でボール投げをしたらあまりに飛距離が貧相で「筋力をつけましょう」と辛辣なコメントをもらったことがある。なので、刺さるかなぁと不安だったのですが、案外簡単に刺さりました。
日本では競技人口が少なく、気軽に始められるスポーツとのこと。大会も定期的に行われているそうなので、新しい趣味に「斧投げ」を加えようかなと思った私でした。興味ある方は、是非「THE AXE THROWING BAR®︎ / アックススローイングバー浅草店」に訪れてみてはいかがでしょうか?良きストレス発散になることでしょう!
店舗情報
【住所】
〒110-0043 東京都台東区駒形1丁目2−13 駒形ビル
※都営大江戸線蔵前駅より徒歩5分
【営業時間】
12:00~22:30
【料金】
30分:2,480円
1時間:2,980円
2時間:4,980円
3時間:6,980円
※+500円で手裏剣やトランプ、ナイフなどを投げられるそうです。