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ファイナンシャルプランナーの資格を取得した話

こんにちは。

くろさらです。

普段は会社に勤めていて事業開発などを行っています。

みなさんはファイナンシャルプランナーって知っていますか?

ファイナンシャルプランニング技能士という国家資格があり、行政の制度や不動産、金融、税金、相続などの知識を持ち合わせた「ホームドクター」というポジションの人たちです。

YouTubeやネット記事でよくFP(ファイナンシャルプランナー)に頼るのは意味がないと批判している人がいますが、あくまでFPってある程度網羅的にファイナンス(お金の使い方)の知識がありますよーくらいの証明にしかならず、ホームドクターやコンサルタントとして相談をうける方は大体他の専門資格である行政書士や心理カウンセラー、ヨガのインストラクターなど自分が得意とする分野の様々なスキルと合わせて業務されているので、積極的に活動されている方に胡散臭い人は少ないと思います。

海外ではホームドクターを家族で抱えて相談する文化があるところも多いと聞きます。海外では投資やファイナンスの教育が日本より行き届いている話をきくと納得できますね。


ただ、日本ではあまりそういった文化もない上に、実際FPに相談して良いものかもはっきりしないため有資格者は多いけど、市場として機能しているのは富裕層向けのサービスだったりしているのが実態です。


なぜ、メーカー系企業に務める私がFPを取得したかご説明します。

私も30歳になり、子供も3人いて、持ち家を買ってそこそこ軌道にのった生活をするために懸命に働いてきましたが、漠然と世の中のことを全然知らないのではないかという不安が湧いてきたためです。笑

つまり今後生きていく上で自己防衛するためにFPという資格を通して、世の中の制度やお金の知識を得ようと考えました。

守るものが増えていくと不安が増すものです。

実は私は30歳までに結構なライフイベントを終わらせてきました。笑

全く知り合いのいない実家から700km以上離れた土地に妻と引っ越したり、子供を3人もうけたり、ペットを2匹かったり、家を26歳で買ったり・・・

本当であればこのライフイベントを行う前に知っておきたかった内容もありますが、より良い生活をしていけるようにファイナンシャルプランナーを取得しました。

ファイナンシャルプランナーをどうやって取得したか、取得してよかったことはあるのかなどnoteに書いて行こうと思います。


ファイナンシャルプランナーとは

まず、ファイナンシャルプランナーとは顧客である個人から、収支・負債・家族構成・資産状況などのソース提供を受け、それを基に住居・教育・老後など将来のライフプランニングに即した資金計画やアドバイスを行う人です。(wiki参照)

つまり、顧客の財政情報を取得して、その情報を元に生活全般について分析し、悩みに沿った解決策や、将来的にくるライフイベントに対しての助言を行う仕事をしている訳です。

しかし、ファイナンシャルプランニング業務を法律上独占する専門資格は無いためファイナンシャルプランナーは実は資格を取らなくても名乗ることが可能です。

ただ、資格がなくても集客が可能かといえば、NOとなります。

ファイナンシャルプランナーの資格は大きく分けて2種類あります。

・ファイナンシャルプランニング技能士3級2級1級(国家資格)

・AFP/CFP(民間資格)

基本的に私のように自己啓発や既存ビジネスに活かす目的の方は国家資格であるファイナンシャルプランニング技能士のみを取得する方が多いでしょう。


国家資格と民間資格の違いについて

国家資格と民間資格ではビジネスで使用する際の信頼度が異なります。

国家資格と民間資格はリンクしており、ファイナンシャルプランニング技能士2級取得がAFPの取得要件となっており、「国家資格2級の合格」・「AFP認定研修の修了」・「日本FP協会に入会」が条件で別途試験することなく民間資格も取得することが可能です。

また民間資格であるAFP/CFPは米国CFPボードと日本FP協会が提供しているため国際的に効力を発揮できる(FP知識保有していると担保できる)上、AFP/CFPという名称が商標登録されている関係で、協会による認定者意外が使用するとこができない名称となっているためビジネス的な信用度が向上されます。

FPを生業とするなら、2級を取得した後にすぐにAFPを取得するのがセオリー。(保険の営業担当は大体FP2級とAFPを取得している)

ただAFPやCFPは、2年ごとの資格更新を定めています。2年間にAFP認定者はFP実務と倫理を含む最低3科目以上で15単位以上、CFP認定者はFP実務と倫理を含む最低3科目以上で30単位以上の継続教育を義務付け、資格更新要件としているため、常に最新の知識を学ばなければならない人向けなため、本業ではない方は必要ないでしょう。


ファイナンシャルプランナーの取得方法と勉強法

実務的に利用できるレベルがファイナンシャルプランニング技能士2級だったので、2級取得を目標に学習を行いました。

FP試験は年に3回(1月、5月、9月)に行われ、2級を受験するためには3級を取得するか、お高い講座を受講しなければならなかったため、3級を取得した後に2級を取得する計画で行いました。

実際のスケジュールは仕事が忙しかったので余裕を持ちたかったことから

「2月からFP3級の学習」→「5月受験」

「10月からFP2級の学習」→「次年度1月受験」

で計画しました。

結果から言うと、予定通り全て一発合格し、一年でFP3級、FP2級を取得できました。試してみた学習方法やオススメの学習方法、FPと取得して役にたったかなどの実話を次から記載していきたいと思います。


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