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おとなも必要成長ホルモン

色々なことにチャレンジしたり、なにより毎日生活していくのに大切な身体。朝目覚めたとき、スッキリできなかったり、やる気が出なかったり・・・そんな日が1日でも減ると気分も前向きになれますよね。

そんな時力になってくれるのが成長ホルモン
ん?大人でも出るの??
それが出ちゃうんです(笑)
いや出ないと体調不良になってしまう代物。

お察しの通り、成長ホルモンは10代はたっぷり出ますが、20代から急激に減少します。成長ホルモンはカラダの機能を正常に保ち成長を促してくれますから、とっても大切。
それでは成長ホルモンを知る旅にでかけましょう。

成長ホルモンとは?

ホルモンと聞くと焼肉を想像しませんか?
それは俗語で、正しくは分泌される物質です。
どのような役割をしているのかというと、私たちが生きていくために調和をとってくれています。
たとえば、寒くても熱くても体温を一定に保つことが出来るのはホルモンが分泌され、神経とタッグを組んで異常な状態から戻そうとしてくれるからです。

ホルモンは色々な種類があり有名なアドレナリンもホルモンの一種なんです。

その中で成長ホルモンは成長の促進や糖・脂質の代謝調整をしてくれています。

【成長】なのでもちろん骨格や筋肉を発達させる仕事もありますが、脂肪を分解したり、血液中の悪玉コレステロールを低下させる仕事もしています。

成長ホルモンが減るとどうなる?

脂肪を分解したり、悪玉コレステロールを低下させるということは、そう太るのです。

▼体脂肪(とくに内臓脂肪)の増加
▼特にウエストやお腹周りのお肉が増える
▼筋肉が減る

という想像するだけで残念な状態が待っています。
頑張ってダイエットしても成長ホルモンが出てくれなかったら、痩せない!

▼疲れやすくなる
成長ホルモンが出なくなると、少しずつですが心臓の機能が低下していきます。運動能力が低下、スポーツだけでなく悪化すれば日常生活にも支障が出ます。

▼骨が弱くなる
成長ホルモンというと身長を伸ばすイメージがありますが、それだけではなく骨を健康な状態で保つためにも必要です。
骨折や骨粗しょう症になりやすくなることも。

▼お肌がカサカサになる
皮膚の汗腺には成長ホルモンを受取る場所があります。汗腺に成長ホルモンがいかないと、発汗量が減少し潤いがなくなっていきます。
発汗量が減少すると、必然的に身体の表面から熱が発散されにくくなります。体温が上昇して、運動機能を低下させることにも繋がってしまいます。


精神面にも現れる

集中力が続かない、感情をコントロールしにくくなる、落ち込みやすくなる、決断力の低下、記憶力の低下などもっと内側の部分にも影響を与えてしまいます。

もちろん最初にお伝えした体調面も症状として出たら困りますが、精神面の場合は気付きにくい部分が多いのが最大の辛さです。

成長ホルモンに限らずになりますが、身体にとって必要なものは欠けてしまうと色々と連鎖して、思わぬ症状として自分に降りかかってきます。

なんとなく、疲れたな→集中力続かないな という状況は一度は経験されていると思います。
ちゃんと一連の流れがあって、身体は疲れた状態を現していたのです。

成長ホルモンの増やし方

成長ホルモンが大人でも必要な存在であることは、伝わってきたかと思います。
ではどうやって増やしたらいいのでしょうか。

良質な睡眠をとる

まずはこれが大切でした。
少し前までは夜11時~午前2時までが一番分泌されると言われていましたが、現在は寝入ってから約30~60分後深いノンレム睡眠時に一番多く出るとされています。

そう割と寝入って直ぐにやってくる時間帯でドバッと出しているんです。

ちなみに深いノンレム睡眠は上記の時間だけで、それ以降はレム睡眠→ノンレム睡眠のサイクルを繰り返すので、深いノンレム睡眠は本当に大事なんです。
途中で目が覚めるということがないような良質な睡眠が大切です。

良質な睡眠に大切なことは
▼毎日決まった時間に寝る
▼身体を寝る状態にもっていく

この2点がポイントです。

しっかりと身体にサイクルを刻むことが大切です。
夜寝て朝起きる人も朝寝て夜起きる人も、どっちがいいではなく、決まった時間で寝ることでしっかりとしたサイクルを身体が覚えてくれます。
一定の睡眠のリズムを保ち続けることが大切です。

サイクルを身体に覚えさせると、もう1つのポイントである身体を寝る状態にもっていくことが少し楽になります。
人間条件反射があるので「そろそろ時間だ寝なくちゃ」と思うと眠気がやってきます(笑) 人間割りと単純なんです。

それだけはなく、寝る1~2時間前位にお風呂に入る(人は深部体温が下がった時にもっとも眠くなります)、スマホやパソコンなどはお風呂上りからは見ないようにする。という点に気をつけることで身体を寝る状態にもっていくことが出来ます。

また、音が一切鳴らない状態だと自分の心音や耳鳴りなどが気になってしまう場合があります。
その時は、木々が揺れる音、せせらぎ、雨音など自然で優しい音を流すことでリラックス状態を誘うことができます。



実際、成長ホルモンが今出ている!!
とは実感・体感出来ないのでなんとも胡散臭い感じに思われるかもしれませんが、実際に行動してみて身体が楽になったことは事実なので、もしよろしければ実践してみてください。

余談
実は運動中にも成長ホルモン出ます。
出ますが、私は運動がスキじゃありません(笑)
なので最初は運動は取り入れませんでした。
やらなきゃって思うのは負担じゃないですか?
今では少しずつ運動していますが・・・
運動が大切なのは誰だって分かっているんです。
でも、まずは自分のペースで効果的に取り入れられる方法を身につけてからレベルを上げていく方法を私は選択しています!


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ひとみ
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