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ハロー、ロンドン!通翻訳者のイギリス奮闘記_4;世知辛い世の中で出会う素敵な人たち

どうも、こんにちは。Chayunです。
お引っ越しやら小旅行やらでバタバタしていて、また投稿の間が空いてしまいました…。さて、今回はロンドンでの生活(主に家探しや仕事探し)と人との出会いについて書いていきます。と、思っていましたが、2024年のまとめも一緒に綴っていきたいと思います。

前回も触れましたが、ロンドンでは家探しが本当に大変でした。条件をいろいろと挙げたせいもありますが、今のお家と巡り合うのに約3週間かかりました。住所をゲットして本格的にお仕事探しができるようになった時点でもう11月でした。採用の動きは年末に向けて鈍くなり、履歴書を送ってもなかなか返事は来ません。そんな中、アメリカの会社から通訳のトライアルのお誘いを受けました。蓋を開けてみると、内容は医療/司法と専門性が高く、正直私はこういう分野の知識はまだ乏しいので難しいかも…と思いましたが、ひとまず挑戦してみました。案の定、結果は不合格でした。ですが、スコアが高いから、ともう一度チャンスをいただき、二度目のトライアルに挑みました。それでも、やはり不合格でした。せっかくのチャンスを掴みきれずものすごく残念でしたが、自分の実力に相当する結果だと納得しています。これを機に、医療や司法の分野も少しずつでも勉強していこうと思うようになったので、貴重な機会をいただけただけでも感謝です。

そんなちょっぴり落ち込みモードの中で、大学時代からの友人のお誘いでマンチェスターに行ってきました。ものすごく手厚くおもてなしをしてくれて本当に楽しい時間を過ごせました。マンチェスターはロンドンより小さな街です。その分、歴史的な建物やショッピングセンター、カフェ、パブなどいろんなものが一つの場所に集まっていて生活しやすそうでした。しかも、ロンドンよりも街ゆく人にゆとりがあるようにも見えて、私はこういう街の方が向いてるなぁなんて思ったりもしました。そのうち、お引っ越ししようかなぁ…。何はともあれ、楽しい時間をありがとう!

そんな活動の傍ら短期の仕事やアルバイトを始め、職場で日本人の人たちとも出会いました。仲良くなった人たちは優しくて聞き上手で素敵でした。私がイギリスに来た経緯や人生計画を楽しそうに聞いてくれるので、ついつい漫談をしてしまいました。終いには通訳翻訳に目覚めたきっかけとか挑戦と失敗に対する考え方などについて長々と語ってしまいました…。私と同じ業界でも違う業界でもやりたいことに向けて同じように試行錯誤する同志のような人たちにも出会いました。みんなそれぞれの事情を抱えながら頑張っています。改めて私も頑張ろう!と刺激をもらっています。日本にいたら出会うことは無かったと思うと改めて人生は数奇なものだなと感じます。

もちろん他にもイギリスを含めいろんな国の人と友だちになりました。友だちの友だちと友だちになることもあります。こんな風に交友関係を広げられるのはロンドンという大きな街にいる特権だと思います。しかも、気立の良い人が多くて、こっちに来て慣れないこともあるだろうと心配してくれたり、遊ぼうと誘ってくれたりします。通訳翻訳の仕事を探してると話すと、「知り合いに聞いてあげるね」とか「知り合いを紹介してあげるね」と協力的な人も多く、なんて親切なんだろう…と感動しつつ、イギリス社会がいかに人脈ありきかということを物語ってるなぁと冷静に実感する機会もありました。

クリスマスムードどっぷりの12月のロンドンでいろんなエリアのクリスマスマーケットに行ってみたり、街中の装飾に心躍らせたりと楽しく過ごしました。マンチェスター在住の友だちが実家に招待してくれて、クリスマス前後は家族のあたたかさと穏やかな街並みに癒されました。思いやりがあって気さくで本当に素敵な人たちでした。こんな魅力的な人たちと出会えてなんて恵まれてるんだろう!と改めて感じました。初めて経験することもたくさんあり、忘れたくない思い出がまた一つ増えました。

さて、2024年も終わりを告げようとしています。
まだ仕事についても動き回っているところですが、通訳翻訳の勉強・練習も運動も再開できました。個人的には大きな大きな変化のあった一年でしたが、学びと気付きに溢れた年になりました。来年はさらに実りある一年にできるよう楽しく頑張ります!皆さんにとっても素敵な一年になっていれば嬉しく思います。

本年はお世話になりました。
良いお年を!

ではまた。

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