Roland TD-1KVを限りなく生ドラムの感覚に近づける方法
電子ドラム(Roland TD-1KV)を購入して3年半くらいが経って、やっと自分にとって最適なセッティングが導き出せたので紹介したいと思います。
完成形がこちら↓
まずベースとなるのはTD-1KVで、TD-1Kとは違いスネア がメッシュ素材になっています。
スティックの跳ね返る感覚がよりリアルのスネアに近く、オープンリムショットができます。皮の張り具合も調整できます。(クローズドリムショットには非対応です。)
シンバルは一枚足して(Roland OP-TD1C)、3シンバルにします。
3シンバルを含めたセット販売になってるものもありますが、スローンだけはちゃんとしたものにしましょう。気を付けないと腰を痛めます、、。(私は痛めました、、、泣)
あとから買い直したのはこちら→YAMAHA DS550U
これで2タムの基本形ドラムが完成ですが、ここからが本題。
本来上にあるハイタム、ロータムやクラッシュシンバルが取り付けられている短い棒を下に持ってきてハイハットのみを取り付ける棒に。
反対に下にあった長い棒を上に持ってきて、左クラッシュシンバル、ハイタム、ロータム、ライドシンバル、右クラッシュシンバルを取り付ければ、、
残すはフロアタムのみ。
私はギターアンプに、分厚めの本、座布団、100均の滑り止めシートを乗せていますが、スペースがあれば小径に対応しているスネアスタンド(PEARL S-1030など)に乗せるのが良いでしょう。(ちなみにTD-1KVのタムの大きさは7.5インチ)
キックペダルもそのままではリアルに遠いので、キックペダルトリガーRoland KD-120をヤフオクで2万で購入。
キックペダルはコスパの良さそうなYamaha FP720。
キックペダルを買ったのは、電子ドラムについてきた静音ペダルではリアルに遠いからという理由もありますが、それ以上にどこへ行っても同じ感覚でキックを踏めるということが大きいです。
マイキックペダルを持つようになって、やっと自分のリズムに自信が持てたような気がします。
ドラマーがスティックの次に買うものは間違いなくキックペダルです!(断言)
防音対策もしっかりやりましょう!
私はROLAND TDM-3と近所のスーパーに売ってた防音マットの二枚重ねにしています。
これで限りなく生ドラムの感覚に近いセッティングの完成です!
デフォルトの状態よりも広くセッティングすることができ、フロアタムもより自然な位置に置くことができました。
もちろん上を見れば沢山いい電子ドラムはありますが、省スペースで経済的に電子ドラムを始めたい、でも生ドラムの感覚は失いたくない、、という場合には、TD-1KVでこのセッティングもありなんじゃないでしょうか。
また今回のセッティングとはあまり関係ありませんが、この機種の不満点としては、シンバル系の表現が弱いことですかね。
自分の意図しないタイミングでハイハットのフットが認識されちゃったり、、(左足で強めにリズムをとるせいかもしれませんが)
ライドを間違って強く叩くとベルの音になっちゃたり、、
ダイナミクスや表現の仕方に制限があります。ここら辺は上位機種にかなわないとこなのかもしれませんね、、。
余談)
本日2020年5月30日にドラマーズソングブック(DVD-ROM付) の改訂版が発売されました。全80曲の模範演奏とマイナスワン音源がついてきます。
Roland TD-1KVにも練習用のマイナスワン音源が入ってますが、15曲しか入ってなく、曲というよりもループ音源なのですぐに飽きちゃうと思います(笑)
なのでこの本を買ってひとりでバンド気分を満喫しましょう!
音源に合わせて叩くことに関しては、生ドラムよりも電子ドラムのほうが音源との一体感があって楽しいです。
今作はQRコードを読み取って、iPadなどのタブレットやスマートフォンで表示できる自動スクロールする楽譜もついてくるようなので楽しみですね。
それでは!
さらに余談)
初めてnoteを書いてみましたが、太字の入れ具合とか行間の開け方とかいろいろ勉強する余地がありますね、、でもこのnoteのUIが結構好きなので、また書いてみようと思います(^^)/