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ダニー・ハサウェイの隠れた名曲 Someday we’ll be free に魂の自由を想う

エロがテーマのnoteをするとありとあらゆるスタンスの、時に自分ならば絶対にやらないし世間的にはツミビトとか最底辺とか言ってもいいようなトンデモナイ事をやっている人々と心の底から認め合い笑いあうという味わい深い経験をする。

そりゃまぁなるべく他者に迷惑をかけない方がいい。

だがそもそもどんなに貞節をまもろうが、清廉潔白な行いしかしないと言われる人物も、

罪のない生きとし生けるものを日々殺して殺して殺しまくって生きている。いろんな人に迷惑をかけいろんな人を苦しめて生きている。

(たとえ完全なるヴィーガンだって小麦粉一袋買えばそれを生産するまでに何万匹の虫とかそして相当の数の動物をも殺して住処を奪って苦しめている訳で。そんな事はいちどでも田舎で土地を開墾して畑でもやってみれば一瞬でわかる事だよね)

私がタイトルに「貞節の」ってつけているがそれは『リアルでは貞節なくせにネット上でエロい話をさせればえぐいことこの上なし』という自分の特質はひょっとするとかなりレアで珍しいぞこりゃ看板になるかなと思って標榜しているだけで、わたくしは自分が、風●嬢系とか夜の街のヒトビトと較べて優れているとも劣っているとも考えていない。

(中●生が『わたし、風●嬢をはじめたい!』とか言い出したらまぁいちおう全力で『損するから止めとけ』って言うが、別にそれは風●嬢を軽蔑しているからではなく、バブル期と違い、無料の2次元エロコンテンツが世界に溢れ、しかもものすごい勢いで物価が1/30の国から海外女性が性産業に参入してくる事とか、そもそも非合法的な仕事にあればなるほど原始的な体格差を活かして暴力とかをふるう男性に搾取されがちとかそういう事情を鑑みると、今の時代女性が性産業に従事するのはかなり工夫しないと損するケースが多くなるのではないかなーー、とは思っているからである)

まぁ、とにかく、あらゆる人は罪深き大罪人とはいえだからこそ、なるべく人に迷惑をかけない方がいい。せめて無益な殺生や、誰ひとりとして幸せにしない無駄すぎる罪はなるべく避けた方がいい。

だが。

だからって魂まで不自由になる必要もないだろう。

なんぴとたりとも、魂だけは自由であっていい。

歳を重ねて人生を歩むほど人間には外側から内側からいろんな属性がくっつけられてくる。誰だって自分が培った長い人生を全否定したくはないので、自分は課長だとか、私は立派な主婦よ、とか自分の人生を肯定するためにその属性が正しいとそれが己の全てだと肯定しようとする。

それでいい。健康だ。全く問題がない。だが。

あなたは生まれながらに『立派な課長』だったわけでも無いのだから一日中立派な課長をやればそりゃあときおりつらくなるだろう。だってその『立派な課長』から漏れてはみ出た部分も、13歳の頃にムシャクシャして家出した時の少年の時のあの思いもまたいまだにあなたの一部なのだから。

もし、それを押し込めてない事にするのがつらかったら、心の中でだけ、その13歳の少年の存在を認めてあげても良くないか。

なぜってどんな人間だって魂ぐらいは自由であってもいいはずだ。

いや、すでに人間の魂は常に無限に自由なのだ。

なんぴとにも漏らさないにしても、自分の心の中でだけは、青空のように澄み渡ったそれを、渦巻くどす黒いそれを、どれも認めても良くないか。

例えばわたくしの場合、そういう渦巻くものを認めさえするだけで心が自由となりいろいろな悪意とか競争心みたいなものからかなり解放されるのである。

(どっちかというとパートナーを騙して行う不貞とか、犯罪とかいうのは自分のそういう渦巻くものを「いっさい直視しないですべてに無理矢理フタをする」→「精神に限界が来て行動としてやってしまう」という流れのような気がする)

だから多分わたくしはパンキッシュなほどにエロい話をえんえんと書いているのかも、しれない。


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