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マヨコンヌの官能小説『女主人と下僕』

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昔々ロシアっぽい架空の国=ゾシア帝国の混血羊飼い少年=ディミトリは徴兵されすぐ敵の捕虜となりフランスっぽい架空の敵国=ランスで敗戦奴隷に堕ちました。『お前の顔は若いころのわしそっ…
【あまりにエゲツナイ一部部分】&【リアルにお役立ちな性テクニックの一部分】以外は🍒無料🍒ですよ!無…
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#女による女のためのR18文学賞

もくじ 官能小説「女主人と下僕」byマヨコンヌ

~敗戦奴隷に堕ちた若者のエロ出世譚~ 1-1 ザレン爺の下僕、ディミトリという男 1-2 出入りの女主人、マーヤ 萌えめ 1-3 下僕への男たちの嫉妬 1-4 下僕、女主人に甘える 萌えめ★非エロおすすめ 1-5 爺、下僕を焚きつける 立身出世め 1-6 女主人はヨサックが解らない 1-7 下僕、イモをひねり潰す ワイルドめ 1-8 茶舗の従業員たち、下僕にマジびっくりする ワイルドめ★非エロおすすめ 1-9 女主人、下僕のプレイが斜め上過ぎて困惑す 困惑め

10-3 マーヤ、ザレン爺に会いに行く 小説「女主人と下僕」

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12-1 腹立たしいプレゼント ~小説「女主人と下僕」~

夜明け前。まだ夜明けまで2時間はあるだろう。 豪華な天蓋付きのベッド。 大きな窓から射す月明りでほんのりと室内が見える。 ディミトリが徹底的に深い所までマーヤを鳴かしに鳴かせ、そして自分も呆れるほど達した後。 ひと眠りしてから、ディミトリはマーヤより先に目覚め、くったりと寝入っているマーヤの髪をそっと繰り返し撫ぜていた。 本来ならひたすら喜びでいっぱいのはずのディミトリだが、切ない表情であった。 さっきは情欲の喜びでうやむやになっていたいろいろな複雑な感情が今にな