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マヨコンヌの官能小説『女主人と下僕』

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昔々ロシアっぽい架空の国=ゾシア帝国の混血羊飼い少年=ディミトリは徴兵されすぐ敵の捕虜となりフランスっぽい架空の敵国=ランスで敗戦奴隷に堕ちました。『お前の顔は若いころのわしそっ…
【あまりにエゲツナイ一部部分】&【リアルにお役立ちな性テクニックの一部分】以外は🍒無料🍒ですよ!無…
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#枯れ専

もくじ 官能小説「女主人と下僕」byマヨコンヌ

~敗戦奴隷に堕ちた若者のエロ出世譚~ 1-1 ザレン爺の下僕、ディミトリという男 1-2 出入りの女主人、マーヤ 萌えめ 1-3 下僕への男たちの嫉妬 1-4 下僕、女主人に甘える 萌えめ★非エロおすすめ 1-5 爺、下僕を焚きつける 立身出世め 1-6 女主人はヨサックが解らない 1-7 下僕、イモをひねり潰す ワイルドめ 1-8 茶舗の従業員たち、下僕にマジびっくりする ワイルドめ★非エロおすすめ 1-9 女主人、下僕のプレイが斜め上過ぎて困惑す 困惑め

10-4 爺はマーヤに「めっ」されたい 小説「女主人と下僕」

前話 もくじ ザレンの書斎。 (この小娘…!) (今頃どうせ家でベッドの中に閉じこもってピイピイ泣きべそかいているとおもいきや、わしの元にひとりで乗り込んで来て『一切の手出しは無用ですわ』と言いよるとは) ザレン爺は目の前の、打ちしおれた様子の、可愛らしい小娘を、ちょっと呆然としたような顔で数秒見て、そして半分以上白髪になった髪を掻き上げるようにして、小さく吹き出した。 「いやはや、ちょっと想定外だった」 マーヤは、そんな、ザレン爺の様子には一切気づかず、話を続

10-5 マーヤ、爺を「めっ」する 小説「女主人と下僕」

と、そこでザレン爺は一瞬の想像から醒めると、目の前の、涙をこぼす、大切な大切な…手に入れたばかりの美しいチェスの駒を急いで慰めた。 「!マーヤ!おい!おい!なぜ泣く!それは変だろう!どう考えてもここはお前が泣く場面でないぞ?全く!」 ザレン爺は泣くマーヤを抱き寄せ、力強くがっしりと抱きしめ、背中を優しくぽんぽんと叩いた。 「だ、駄目!!!ですから!もう2度と抱きしめないでと、たったいま申し上げましたのに!!!」 マーヤは、驚いて真っ赤になって焦って抵抗した。が、が