14-3 いやらしい誓い【小説:女主人と下僕】
もくじ
マーヤの居室の、大きな天蓋のベッドの中。
ディミトリの灼けた筋肉質の腕の下に組み伏せられたマーヤは、童顔の可愛らしい顔をぽうっと上気させ、いや、身体全体が薄桃色になるほどになっていた。
少し東洋系の入った、もち肌の滑らかな肌は、さらに思いっきり汗ばんで、ぬめぬめと光り、それはもうディミトリの知る「女の肌」とは全く違う、ディミトリにとっては空想のサキュバスじみた存在感を放っていた。そのうえに、そのぬめぬめに光る身体には、大きすぎる張り詰めた水袋のような大きな乳房が