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マヨコンヌの官能小説『女主人と下僕』

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昔々ロシアっぽい架空の国=ゾシア帝国の混血羊飼い少年=ディミトリは徴兵されすぐ敵の捕虜となりフランスっぽい架空の敵国=ランスで敗戦奴隷に堕ちました。『お前の顔は若いころのわしそっ…
【あまりにエゲツナイ一部部分】&【リアルにお役立ちな性テクニックの一部分】以外は🍒無料🍒ですよ!無…
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2022年5月の記事一覧

14-1今晩あなたにいかがわしい事を 【小説:女主人と下僕】

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14-2 わたくし、いじくり回されてしまうの?【小説:女主人と下僕】

「え。ぇ。わっ、わたくし…いじくり回されてしまう…の…?」 困惑顔でディミトリのまさにいちばん破廉恥な台詞を堂々と復唱するマーヤを見て、脅していたはずのディミトリの方が、カッと顔を赤くした。 ディミトリは、マーヤに回していた腕をはんば離すようにして、自分のやりすぎた台詞に自分で完全にうろたえたようになってしまって、後ずさった。 しばらくの沈黙があった。 ところが。後ずさるように一歩引いたディミトリに、マーヤの方はほとんど身体がふれ合わんばかりに、一歩迫るように近寄って