Massive Attack / Unfinished Sympathy
イギリスのブリストル出身の音楽ユニット、マッシヴ・アタックから、初期の名曲です。個人的には、マッシュルームがいた頃の初期ジャマイカ要素のあったマッシヴ・アタックが大好きです。もともとブリストルは奴隷貿易の街で、ジャマイカの移民も多く音楽としても独自のブリストルミュージックを生み出し続けている街です。マッシヴ・アタックも、元はワイルド・バンチというサウンドシステムから発足。ネリー・フーパー、DJマイロ、そしてマッシヴ・アタックのダディGによって始まりました。ブリストル出身の主な音楽ユニットとしては、トリップ・ホップ勢のトリッキーやポーティス・ヘッド、グライムのロニ・サイズ、他にもピンチ、ロッカーズ・ハイファイ、モア・ロッカーズ、HAALなどなど・・・。とにかく芸術的でダークなアーティストが多いですね。スミス&マイティが全てに関わっているとも言われています。ちなみに、バンクシーもブリストル出身だとか。
私は高校時代からこのトリップ・ホップにはまっており、このダークな怒りを感じさせるブリストルミュージックは、いまだに興味が尽きないです。
ということで、UKの移民文化から生まれた、この曲をお楽しみください。