奥村公史

双子座B型酉年長男のいい加減さ四重苦。音楽と猫を初めとする小動物が好き。黒いものソリッ…

奥村公史

双子座B型酉年長男のいい加減さ四重苦。音楽と猫を初めとする小動物が好き。黒いものソリッドなものを蒐集する傾向あり。耳は遠いが目は近い、色は黒いが頭は白髪などなどコンプリメンタリーなフィジカル。ライフワークは心身論。隠居。1983年熊本大学大学院文学研究科哲学専攻修了(文学修士)。

マガジン

  • 𝑳𝒊𝒗𝒆 𝑹𝒆𝒑𝒐𝒓𝒕𝒔

    Live Reports / 聴きに行ったライブの感想など。 不定期更新。

  • 𝑩𝒐𝒐𝒌 𝑺𝒉𝒆𝒍𝒇

    読書メモ、購入した書籍リストなど。(不定期更新) ☆リストが長くなったため、2023年6月5日更新分以降は差分(追加分)リストを記事として本マガジンに追加します。

  • 𝑴𝒐𝒏𝒐𝒍𝒐𝒈𝒖𝒆

    ふとした思いつきなど。 筆者が過去に自サイト(*1)に公開した記事を転載することがあります。 *1: 『漆黒斎の庵』(廃止)

  • Monologue Archives

    筆者がかつて開設しておりましたホームページ『漆黒斎の庵』から記事「戯言集」(1998年10月〜2011年7月)を移植しています(全34集)。 最低限の誤字脱字修正に留めてありますので、現在の基準からするといかがなものかと思われる表現も多数ありますが、自身の発言を洗浄したくはないのでそのままにしてあります。 何卒ご寛恕の程を。

最近の記事

  • 固定された記事

ある種の類型に拠らないと何事も理解出来ない、というのはまあそのとおりだと思うが、その程度が極端なタイプの人も一定数存在するようだ。 僕のプロフィール記述はそのような方々の理解の一助になればと考えて書いている。

    • Stella by Starlightのコード進行、調号とメロディから予想されるコードの5度上(4度下)をやってるような気がする。 メロディの実質頭のA音、Key=BbでVIIm7−5だとAm7-5のはずだけど、コードはEm7-5。 はて、なんか凄い気がする。

      • This Trio at Jazz Club Daphne Sep. 12, 2024

        鎌倉のJazz Club Daphneで須藤満、新澤健一郎、大槻”KALTA"英宣の"This Trio"。 Daphneには2度目、確認したら実に13年ぶりでした。 さて、今日は須藤さん仕切りということでしたが、特にリーダーは決まっていないとのことでメンバーそれぞれの曲を持ち寄りで。 1stセットはKALTAさんの曲から。 シンセのPadからFunkyなベースのリフ。シンプルでステディなリズムパターンにクールなテーマ。静かに熱い始まり、といった感じ。 2曲目は爽やかな「変拍

        • KALTA Presents 80's Fusion Cover Night at Blues Alley Japan Aug. 26, 2024

          日が経ってしまったのと、何より当日楽し過ぎて終始ヘラヘラしていたのとで「楽しかった」以外あまり書くことが思いつかないのですが。 1stセット1曲目はTom Scottの曲から。 kbのセットにはRhodesの実機が。これだけでたまらん感じですね。 宮崎さんのEWIはやはり澱みなく溢れるフレーズ。 2曲目、Pat Methenyの有名なというか馴染み深い作品。 北川さんのギターが凄く、正確なピッキングとイントネーションでメセニー風味を醸しつつも楽曲に寄り添う個性が素晴らしいです

        • 固定された記事

        ある種の類型に拠らないと何事も理解出来ない、というのはまあそのとおりだと思うが、その程度が極端なタイプの人も一定数存在するようだ。 僕のプロフィール記述はそのような方々の理解の一助になればと考えて書いている。

        • Stella by Starlightのコード進行、調号とメロディから予想されるコードの5度上(4度下)をやってるような気がする。 メロディの実質頭のA音、Key=BbでVIIm7−5だとAm7-5のはずだけど、コードはEm7-5。 はて、なんか凄い気がする。

        • This Trio at Jazz Club Daphne Sep. 12, 2024

        • KALTA Presents 80's Fusion Cover Night at Blues Alley Japan Aug. 26, 2024

        マガジン

        • 𝑳𝒊𝒗𝒆 𝑹𝒆𝒑𝒐𝒓𝒕𝒔
          67本
        • 𝑩𝒐𝒐𝒌 𝑺𝒉𝒆𝒍𝒇
          13本
        • 𝑴𝒐𝒏𝒐𝒍𝒐𝒈𝒖𝒆
          112本
        • Monologue Archives
          35本

        記事

          Book List 2024/08/27

          ◾️非美学 - ジル・ドゥルーズの言葉と物 福尾匠 河出書房新社 ◾️共同幻想論 改訂新版 吉本隆明 角川ソフィア文庫  Kindle版 ◾️吉本隆明『共同幻想論』 先崎 彰容 (著)  NHK 100分で名著 2020年7月 NHK出版 ◾️Pianist's Guide to Scales Over Chords - The Foundation of Melodic Improvisation, Chad Johnson/Heather Parks, Hal Leona

          Book List 2024/08/27

          堀秀彰トリオ at Jazz Spot Dolphy Jul. 30, 2024

          堀秀彰トリオでの新作CD ”New Directions”のいわゆるレコ発、桜木町のDolphyにて。 1stセット1曲目は表題作"New Directions"。トリオ編成作品でのエレクトリックベース構成は初めてだとか。 モノトーンのイントロからクールなテーマ、ソロパートはミドルテンポのスウィング。1曲目からガツンとくる演奏です。ピアノソロに続くdsソロも迫力。 2曲目は美しいバラード。 タッチの明確なピアノに豊かなニュアンスで心地良いフレットレスベースのソロ。 3曲目はK

          堀秀彰トリオ at Jazz Spot Dolphy Jul. 30, 2024

          Alte Fabrik at Crawfish Akasaka Jul. 21, 2024

          Alte Fabrikのレコ発第2弾、Crawfish赤坂で。 久しぶりにデカい音のライブを聴いた気がします。 1stセット1曲目はClean Slate、熊谷さんの曲から。 爽やかな曲調ですね。テーマAメロはベースの演奏で。 いわゆるフュージョンギターの王道といった趣の作品ですね。 2曲目は「骨折のうた」だそうですが、佐々木さんの曲。ヘビーな曲です。タイトなビート(レコーディングされた演奏はシャッフルですが、今回は「ハネないで」)、クールなメロ。ベースソロはタッチワウのエフ

          Alte Fabrik at Crawfish Akasaka Jul. 21, 2024

          新澤健一郎/佐藤允彦 2台ピアノ 〈Greco 2Pianos 2024 Summer〉 at 大塚Greco Jul. 14, 2024

          1stセット1曲はB. Evansの演奏でお馴染みの曲から。 2人のインプロから。小さな水滴が跳ねて混じり合うような音色。涙が出てきそうな優しい響き。新澤さん、佐藤さんとソロが繋がります。2台で1人のような緊密で豊かな演奏です。 2曲目はH. SIlverの作品。 ソロは佐藤さん、新澤さん。とにかくダイナミクスが物凄く、ピアノとてもよく鳴る、というか鳴らす演奏。 3曲目は佐藤さんの"Double Exposure"から「暮雪」。 西洋っぽくないもの、というコンセプトだったそう

          新澤健一郎/佐藤允彦 2台ピアノ 〈Greco 2Pianos 2024 Summer〉 at 大塚Greco Jul. 14, 2024

          新澤健一郎ピアノトリオ at Keystone Club Tokyo - Jun. 26, 2024

          新澤さんのピアノトリオとして初めて聴くメンバーをKeystone Clubで。 ECMから自身のリーダーアルバムをリリースしている福盛進也(ds)さん、小曽根真さんのグループでも活躍中の小川晋平(b)さんとのトリオ。このところたまたまですが、若い実力派ベーシストの演奏を聴く機会に恵まれていて、なかなか楽しい状況です。 1stセットは新澤さんの北欧風味の作品から。 dsの静かでしかし疾走感溢れる静かなグルーヴが、ふと気づくと凄いプレイでびっくりしました。 bは調性感を支えつつ

          新澤健一郎ピアノトリオ at Keystone Club Tokyo - Jun. 26, 2024

          私 の 身体 Ⅱ

          持病の定期検診。 スコアは前回よりは改善していたので、本格的な治療は半年保留になった。緩慢な空気中での溺死を待っているような病で、診断確定後の5年生存率とか言い出すとちょっと気が滅入るものがあるが、まぁ死ぬ時は死ぬし、死ぬまでは生きている。 明日交通事故に遭うかも知れないし(そう言えば先週は横断歩道上で突っ込んできた車に轢かれそうになった)。 予期される未来に向けてなお偶然性を引き受けておけば良い。 私は私のこの身体無しでは私であり得ないが、またこの身体のみでは私ではあり得

          私 の 身体 Ⅱ

          卵のこと

          卵と私という食べ物やさんがある。少々情動を刺激する名称ではあるが、その件についてここでは触れない。 卵である。 子供の頃、偏食(というよりは好き嫌い)が激しく、特に魚介類が嫌いだったので、家では私だけ卵焼きか目玉焼きと漬物にごはん、とか特別メニューだったりした。 むしろそれさえあれば良かった。 長じて一人暮らしを始めると、経済的状況から好き嫌いなんて言っていられないので、結構何でも食べるようにはなった。 定食屋では焼魚定食や魚フライ定食の方が焼肉や豚カツよりも安かったの

          Book List 2024/06/20

          ◾️ことばと vol.7 書肆侃侃房  ◾️文藝春秋オピニオン  2024年の論点100 文藝春秋 ◾️中央公論 2023年12月号  陰謀論が破壊する日常  ◾️ニッポンの思想 増補新版 佐々木敦 ちくま文庫 ◾️構造と力 浅田彰 中公文庫 (解説/千葉雅也) ◾️ソロ・ギター 本格アレンジで弾くジャズスタンダードコレクション30  鈴木よしひさ(著)YAMAHA ◾️オーバーヒート 千葉雅也 新潮文庫 ◾️文学のエコロジー 山本貴光 講談社 kinndle版 ◾️センスの

          Book List 2024/06/20

          大槻”KALTA"英宣スペシャルグループ at Jazz Spot Dolphy Apr. 29, 2024

          いつにも増してすっかり時間が経ってしまったので簡単なメモとセットリストだけ。 今日のセットは1曲を除いて各メンバーの作品で。中には懐かしい曲も。 ベースの磯部さんは初めてお聴きしましたが、隙のない堅実な演奏で素敵でした。 このところたまたまですが、若手のベーシストの演奏を聴く機会が続いているのですが、どなたもそれぞれにレベルが高くかつ個性的で、とても楽しく聴いています。 Info.date:Apr. 29, 2024 place:Jazz Spot Dolphy Per

          大槻”KALTA"英宣スペシャルグループ at Jazz Spot Dolphy Apr. 29, 2024

          半世紀も前の事だけど。 夜、我が家の台所の勝手口の外で猫の鳴き声がする。開けてみると母猫とまだ小さな仔猫が2匹。 母が夕飯の残りの煮魚を出すと、母猫は先に仔猫に食べさせて、自分は待っている。足りなくなるとじっとこちらを見る。 何かもう思い出す度に切なくなる。

          半世紀も前の事だけど。 夜、我が家の台所の勝手口の外で猫の鳴き声がする。開けてみると母猫とまだ小さな仔猫が2匹。 母が夕飯の残りの煮魚を出すと、母猫は先に仔猫に食べさせて、自分は待っている。足りなくなるとじっとこちらを見る。 何かもう思い出す度に切なくなる。

          谷口英治/新澤健一郎 56th Birthday Special at JZ Brat SOUND OF TOKYO Apr. 02, 2024

          今夜は同年生まれの2人の誕生日の間の日スペシャルライフということで、ゲストも交えてゴージャスなセットです。 1stセットは谷口/新澤デュオからスタート。 優しい音色のスウィング。まずは2人のご挨拶、といったところでしょうか。続いては新澤さんのソロピアノで。C. Coreaの名曲の新澤さんアレンジ。オリジナルの作品との融合曲です。なんだか既にじわっと来ますね。 3曲目からはAQUAMUSEの皆さん。 素晴らしいアンサンブルで谷口さんアレンジのバッハの作品を。 更に谷口さんが参加

          谷口英治/新澤健一郎 56th Birthday Special at JZ Brat SOUND OF TOKYO Apr. 02, 2024

          コバエが出たので捕獲器を出した。 捕獲が目的であるからには当然コバエが居なくなるべきなのだが、もっと捕まらないかな、などとコバエの出現を期待している。

          コバエが出たので捕獲器を出した。 捕獲が目的であるからには当然コバエが居なくなるべきなのだが、もっと捕まらないかな、などとコバエの出現を期待している。