GACKT氏とか、ホーキング博士とか。
先日GACKT氏の神経系疾患と発声障害を、自分と随分同じだなと思っていたところ、故・ホーキング博士も発症が私と同じ21才と聞いた。彼らの裏側の葛藤やその隠された努力は、私とも共有する箇所もそれなりにあるのかも知れない。
私も何度となく経たひそかな復活の後、とうとうどうにもならなくなったのは、GACKT氏と同じ40才を過ぎた頃で、それまで周囲には、云わなければ、又云ったところで、誰も私が病身と日々闘っている事など、気付きも信じもしなかった。
そして、またそれを公にしたなら、
寧ろそれを格好の「弱者」と見て、早速の様に様々な厭がらせをしてくる者は、正直、この国には、霞ヶ関官庁にすら、ごまんといた。
それは勿論、現在も傍若無人の目立つ政権某党と懇意な類いな官僚ばかりだった訳だが、
そんな政権某党のいかにもボンボン育ちの「軽い御輿」氏が、まるで子供騙し然な「美しい国」とか言うてる姿は、あほうと短絡以外の何物にも、正直私には見えなかった。
ボンボンならば書籍程度は幾らも自由に読めた環境の筈だのに、この、実社会でも知でもまるで広がりのない者なぞに、なぜ重席をこの某党が渡したのか、それ自体が、国としても党としても、自殺行為以外の何物でも無かったと言えよう。
まるで幼稚園児が総理の席に座っていた感があり、それは「軽い御輿」そのものだったが、やがて同じボンボンの金正恩の如く恐怖政治に進んだという形容がしっくり来る。
最終的に、己が名誉の筈の五輪が予測不可能なコロナ禍で危うくなった途端、何でもよく聞く部下にその責務を全て押し付けて、己は不祥事政治家の如く「妙に都合よく現れた自称病気」に逃げ出すなぞ、幼稚園児以下そのものの姿であった。
そういう者を総理にして平気なヒトのが圧倒的な国が、
現在の日本なのである。
「美しい国」が苦笑する。
2021.9.21筆