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■空の上での至福の時間■飛行機の窓からの風景を楽しむ:②西に向かう飛行機からは

前回の投稿で、出張に飛行機を使う際の、窓際から空から見る景色を楽しむことを紹介しました。前回は札幌に行く往復の飛行機でしたが、今度は西日本に向かう飛行機の旅を紹介します。(前回の記事はこちら)

■①羽田→広島

今回は、広島空港へのフライトを取り上げたいと思います。

今回は、いきなりこの写真から。何でしょう、これ?
いわゆる搭乗橋のすぐ脇の席だったのですね。離陸に向け、離れていく搭乗橋。
さあ、広島に向けて離陸です。お、富士山が見えますね。
このへんまでは、北に向かう飛行機と同じ景色でしたが、ここから左に旋回。
都心方向に高度を上げながら旋回していきます。
東京都心が窓から一望できる瞬間。これぞ至福の時です。
遠くに富士山も見え始めました。うわー、美しい風景です。
少しずつ西に旋回中。中央少し右に見える白い丸のようなものが、東京ドーム。
新国立競技場と、新宿副都心、明治神宮あたりが見えています。
なかなか良い天気のフライトですね。
そして、見えてきたのが・・中央を流れる多摩川と、
その奥に見えてきた・・多摩丘陵。我が町です(笑)。
そして、真ん中に写るのが、私の住む、多摩ニュータウン、南大沢です。
西に向かう航路からは、わが町が一望できることがあるのです。
宮ケ瀬ダムと道志みちと、富士山。

そういえば、わが町から山道を越えて富士山に向かうルートは、東京オリンピックの自転車競技ルートだったですね。飛行機で向かう先は全く違う場所なのに、一瞬違う旅を思い出すのも、何だか楽しい体験です。

そして、富士山がきれいに見えるスポットにやって来ました。

富士五湖と富士山。後ろには駿河湾と伊豆半島。
うわ、美しすぎる風景です。
そして、富士川と、南アルプスの山々。
険しい山の頂上には、残雪が残ります。
そして、次に見えてきたのは、濃尾平野と伊勢湾です。
庄内川と名古屋市街と、名古屋港。
まっすぐ伸びる白い線は、国道41号と名古屋高速ですね。
伊勢湾を一望できる場所に来ました。
木曽川・揖斐川の河口部と、中部国際空港が見えます。
木曽三川の、木曽川・長良川・揖斐川の下流部。
治水の歴史を感じることができる風景です。
真ん中の緑の山が、鈴鹿山脈、左が三重県、右が滋賀県です。
琵琶湖の南側、草津・大津あたり。
琵琶湖は瀬田川(淀川)となり、大阪湾に流れていきます。
琵琶湖のすぐ隣は、京都盆地。緑の四角い区画が、京都御所です。
姫路市付近。真ん中付近が姫路市内です。
そしていよいよ広島へ。着陸直前に見えた。三原市街。
新幹線が通る町のすぐ近くに、瀬戸内の島々が。
広島空港近くは、何だかとても険しい丘陵地。
目的地、広島空港に到着。選んだ席の特徴として、
やはり搭乗橋がお出迎え(笑)。

■②広島→羽田

帰りの広島空港で、ちょっとタイムリーな発見(笑)。
何と、搭乗橋と呼んでいる、PBB(Passenger Boaeding Bridge)は、何と地元・広島県三原市の三菱重工の工場で作られているのですね。

さりげない広告。こういうの、結構好きです。
広島空港を出発。地上係員が手を振る光景。これも結構好きです。
瀬戸内の島々を見ながら飛んでいます。
帰りはあまり途中の景色を追いかけていません(笑)。
着陸間際のアクアライン。これがなかなか絵になるのです。
海ほたるが見えています。
風の塔。海底トンネルの作業基地の跡地が換気塔になりました。
A滑走路に着陸する飛行機から、D滑走路を見たところ。
桟橋方式の滑走路であることがよくわかります。

■③羽田→福岡

出張続きだった5月、今度は九州へ出張です。が、この日はあまり天候に恵まれず。羽田からの道中は、厚い雲であまり何も見えませんでした。

羽田空港へは、久しぶりにモノレールで移動。

着陸間際に見え始めたのが、博多湾の光景です。

志賀島と海の中道。着陸時に見える定番と言ってもいいでしょう。
博多湾を過ぎると、福岡市街。さあ、そろそろ着陸、というときの風景。
鹿児島本線・篠栗・新幹線。沢山の線路が集まってくるのは、吉塚駅付近。
電車好きだから、地図を見なくてもわかってしまいます。

■④大分→羽田

いろんな土地に行った出張の締めくくりは、大分空港から羽田へのフライト。これは夜のフライトになりますが、少し早めに大分空港に着いたので、少し大分空港に滞在してからのフライトになりました。

大分空港。国東半島にあり、市街地から離れているからか、
何だかリゾート地の空港っぽいちょっとしたのどかさが(笑)。
温泉と宇宙が、この空港のコンセプト。
湯船が宇宙へ飛び立ってます(笑)。

宇宙と大分の関係、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、この空港は、アメリカのベンチャー企業と提携して、飛行機から切り離されて宇宙に飛び立つタイプのロケットの基地「宇宙港」として活用されることになったとか。

背景が海、の空港。離発着が色々あり、展望デッキもなかなか楽しいです。
離発着を眺めながらのんびりできるレストランもありました。
これはいいです。ゆっくりしたいスペースでした。
空港の出発ロビーにあった、ご当地自慢。
大分は、キヤノンのカメラ工場があるようでした。
乗り込む飛行機。ANAですが、ソラシド運航便なので、
少し小ぶりの飛行機でした。
夜の飛行機の風景。地形がわかりにくく、光の線だけで
どこなのか想像できないのを当てるのが好きです。
この場所がどこかは・・・わかりません。。
これも着陸前のひととき。
アクアラインがひとつの光の線として見えます。
D滑走路が光の帯として見えます。なかなか美しい。

■終わりに

広島と九州の出張の飛行機で楽しんだ、窓側の空中旅行。やはり飛行機に乗るなら窓側に限る、と改めて実感しました。外が見えない時間はウトウトしてしまうことも少なくありませんが、外が見えたらじっと眺める、地理好きで電車好きなエアライン利用客です(笑)。とても楽しい時間を過ごしました。

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