見出し画像

焚き火と山林と消防飛行機/消防士、飛行機パイロットになる


こんにちは、今日もおつかれさまです。

投稿が遅くなり、申し訳ありません。
年末年始から公私ともに忙しくなってきました

この時期だからこそ感じるものを
今回は、話していきたいと思います。


焚き火による火災

この冬の時期は、火災が本当に多くなります。
暖房器具による火災もそうなのですが、、、

焚き火にが火災に発展することが本当に多くなります。
野焼きは原則禁止されていますが、
焚き火から風に煽られて、燃え広がり、
林野火災へ発展し、
しまいには山林火災まで発展することがあります。

山火事、本当に大変なんです

建物火災とは違い、道なき道を進み、
時には崖をよじ登り火点までホースを延長し消火するのは
本当に大変です。

山林火災になれば広範囲に延焼し、
地元の消防団はもちろん防災ヘリによる消火要請
そして近隣から県内の消防本部、緊急消防援助隊や自衛隊まで
応援要請することだってあります。

ある冬の時期に発生した山林火災で、
一晩中、冷たくて強い風に煽られながら消火活動していたとき
夜が明ける頃には、防火衣が凍って鎧のように固まっていたことさえありました。

航空機による消火の現状

正直、防災ヘリによる消火活動は当てになりません。
特に山の稜線のような場所で風なんか吹いていたら
高度も確保しなきゃいけないし、山岳波の餌食にもなります。

400〜600Lの水バケツだけじゃ、本当に一瞬の通り雨のような消火力でしかなく、
近くの河川で取水できても、タイムラグが多くて防災ヘリのみによる延焼阻止は不可能に思えます。

以前は新明和工業さんのUS-2を消火飛行機仕様にした実験も行われましたが、経費と需要性などが見合わず実現できなかったりしています。

世界では、
・消防飛行機の主力となるCANADAIR
・B747やB737の旅客機を改造した飛行機(日系航空会社の中古飛行機も活躍しています)
・農薬散布用の飛行機を改造したAT-80やAT-82 (FIRE BOSS)
など大小様々な飛行機が消火活動にあたっています。

今後の展望と野望

日本の地形や火災頻度を考えると、
無人機でも良いと感じることもありますが、

もし、消火用飛行機を導入することがあれば、
消防畑出身の第一人者パイロットとして活躍したいです。


いいなと思ったら応援しよう!