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消防機関のパイロット/消防士、飛行機パイロットになる
こんにちは。今日もお疲れさまです。
みなさん、消防機関にもパイロットがいるのはご存知ですか?
そのことについて少し掘り下げるとともに
ある一つの夢について少しお話しできればと思います。
消防機関のヘリコプター「防災ヘリ」
全国には消防機関の防災ヘリがあり、山岳や水難救助でのホイスト救助や水バケツを使用した消火活動、傷病者や医師を搬送する業務など行なっています。
大体の都道府県が管轄する防災ヘリのパイロットは、業務委託された航空会社のパイロットと整備士、スタッフにより運航しており、
活動する隊長、副隊長、隊員はその市町村にある消防局や消防本部から派遣で3年間を基準として活動します。
私の本部も過去に数名が航空隊員として派遣されており、みなさんもれなく航空隊への誇りを持って現在も消防業務に従事しています。
政令都市など大きな消防組織(東京消防庁や消防局)では、階級を拝命されている消防吏員からパイロットになる方もいます。
そのような方は、レスキュー隊のように色々な選抜試験を受けて選任されていくと思われます。
防災ヘリのパイロットに憧れている方は、
そのような道もありますよ!
消防にとってのパイロットとは
ここで、消防機関にとってのパイロットというのは、
回転翼操縦士であるヘリコプターのパイロットを指します。
現在、消防機関にはヘリコプターしか運用されていないから
当然のことと思います。
私だけ、、、?
ここからは統計資料がない項目もあるので
推測・推定に過ぎませんが、
全国に消防士は約16万人
その中で防災ヘリのパイロットは290人前後います。
しかし、飛行機パイロットである固定翼機操縦士に関する統計は
そもそもありません。
おそらく、自家用操縦士を含めれば何人かはいるかと思いますが、
私のように、事業用操縦士や計器飛行証明、多発限定ましてや航空英語能力証明までライセンスを保有している方は
私唯一である可能性の方が大きいです。笑
未来の消防機関を見据えて
そのような中で、この貴重な存在を何かに活かせないかと構想を練っているんですが、
私の思い描く夢の一つとして、
日本におけるエアリアルファイヤーファイターの第一人者になりたい
です。
へりによる消火活動は、延焼阻止としては不十分な機能であり、
より容量が大きく、継続的な活動が求められます。
以前は、US-2を改造した消防用飛行艇の計画もありましたが、
残念ながら実現に至っていません。
ここから先の具体的な構想はまた別な機会に、、、笑