【1年で100万円貯める】3年間貯金0だった共働き夫婦がしたこと【後編】
前回、【1年で100万円貯める】3年間貯金0だった共働き夫婦がしたこと【前編】として、3年間全く貯金できず自転車操業を続けていた夫婦が100万円貯めるまでの間に辞めたことについて話させていただきました。
前回の記事の続編として、私たち夫婦が新しく始めたことについて今回は話させていただきます。
そして、前編と合わせて実践していただければ、
・奨学金
・車のローン
・転勤に伴う片方の一時的な収入減
・帰省や突発イベントによる大型出費
これらのことがあっても年間100万円以上の貯金を目指せます!
夫婦の収入状況等については前回の記事(上記リンク)を確認していただければ幸いです。
【1年で100万円貯める】3年間貯金0だった共働き夫婦がしたこと
貯蓄のために辞めたこともありますが、新しく始めたことや、以前より頻度が増えた行動もいくつかあります。
これらは大きく分けると、辞めた行動の代替手段に該当するものと、お金を貯めるために新しく始めたものに分けられます。
要するに、出費を減らすための守りの行動と、増やすための攻めの行動といった感じです。
【1年で100万円貯める】出費を減らすためにしたこと
まずは辞めた行動の代替手段に該当するものから説明していきます。主に食費の削減や、より出費の少ない娯楽へと楽しみの手段を切り替えたといった内容になります。
はじめたこと①:冷食・インスタント・レトルトの積極的な活用
こちらは前回の記事で辞めたこととして挙げた、①外食②コンビニ・自販機の日常的な利用の代替手段になります。
全部自炊で賄えるのが1番コストとして抑えられるのですが、共働きかつ炊事は1馬力(夫の自炊スキルはからっきし)な我が家ではどうしても作るのがしんどい日も出てきます。
そんな「今日は作るのだるいな〜」という日用に安い(ここ重要)冷凍食品やレトルト、インスタントを常備するようになりました。
冷食やレトルト、インスタントも選び方を間違えると割引のお惣菜品の方が安いとなりかねないので、値段をみて、本当にそれが節約に貢献してくれるものなのか吟味していく必要はあります。参考までに我が家が選ぶ目安は一食あたり200円程度までといった感じです。
愛用品に関しては機会があればまとめたいと思います。
はじめたこと②:近場のスーパー銭湯、健康ランドの活用
貯金のために娯楽が何もない…というのは気持ち的に辛いですし、貯蓄のために貯蓄する(手段が目的化してしまう)状態になってしまいます。
そこでゲームセンターやギャンブルに変わる娯楽を探そうととなり、候補としてあがったのが我が家では「サウナ」でした。今までの娯楽に比べれば比較的安価ですし、健康に投資できているような気がする(気がするだけ)で夫婦共に気に入っています。
本当はランニングとかを趣味・娯楽にできるとコスト的にも健康的にも1番いいような気はするのですが、夫婦共に運動があまり好きではないので暫くは今の状態が続きそうです。
【1年で100万円貯める】貯蓄を増やすためにしたこと
はじめたこと③:大まかな支出把握(アプリ任せの家計簿)
貯金系を語る人たちは口を揃えて「家計簿をつけて支出を把握する!」と言っていると思います。
でもさ…めちゃくちゃ面倒くさくないですか?!
私は超が付くほどのズボラなので細かく家計簿をつけるとか本当に無理です。
そんなズボラさんにも役立つのが家計簿アプリ。
クレカや各種口座を連携させるとお金が動くたびにアプリが勝手に記録をつけてくれるもの、レシートの写真を撮影することで勝手に記録してくれるもの…色々なタイプの家計簿アプリがあります。(ちなみに我が家が使っているスマー簿はサービス終了が決まっているのでまた別のものを探すことに)
ただ収支の記録をつけて可視化することになんの意味が?と正直思っていたのですが、大まかな収支が見えると「先月はこの出費がちょっと無駄遣いだったかもな」と出費のムダ振り返ることができるのは大きいです。
また、アプリによっては、資産額が特定の期間(1ヶ月・1年など)でどれだけ増えたのかも見ることができ、モチベーション維持にも繋がりました。
はじめたこと④:つみたてNISA・iDeCo
正直、投資無しだったら我が家はいまだに貯蓄0のままだったと思います。それくらい効果抜群でした。
「投資なんてよくわからない」「難しいのでは?」「減るかもしれないしギャンブルなんじゃないの?」と思っている方も多いことは重々承知していますが…その気持ちのまま避けていては勿体無いです!
実は我が家の貯蓄140万円のうち、現金で溜まっているのは30万円程度。
他はすべて株や投資信託です。
どうしてこうなったのかというと、私達のような浪費家にとって、現金を貯めるってすごく難しいことなんです。
なぜなら、お金のまま持っていたらATMから引き出すだけですぐに無駄遣いできてしまうから。
株や投資信託(NISAやiDeCo)にしてしまえば、売却して、証券口座の残高を普通預金口座へ移して…と使うまでに手間と時間がかかるようになります。
要するに、お金を増やすための投資というよりも「絶対に手をつけないお金」を作る目的でNISAやiDeCoをしているといった感覚です。
有難いことに、現在は含み益(投資したお金より増えている状態)がでていますが、数万円単位での損失があったときも「現金のままもっていたらきっと全部残っていないし、残っているだけ有難いよね」と夫婦で話をしていました。
ちなみに、私たちが一時的に損を出しながらも結果として増やせた理由は「損が出た時も売らず、毎月の購入を継続しただけ」です。
今後の機会できちんと解説できればと思いますが、基本的にこれができれば投資で大きな損を出すことは滅多にないと言われています。
そう言われると、そんなに難しいこともなくできそうな気がするしませんか?
とりあえず、「お金はあるだけみんな使っちゃう!」という人につみたてNISAやiDeCoはおすすめな方法です。
はじめたこと⑤:ポイントで高配当株を買う
コード決済やクレカ決済で貯まるポイント、みなさんはどのように使われていますか?
日々の生活の足しにする、溜まったポイントをご褒美として使う…色々な使い方があると思います。
様々なポイントの活用方法がある中で、個人的にオススメなのが高配当株を買うといった使い方です。
私はdポイントユーザーなので、dポイントがある程度溜まったら日興フロッギーで好きな株を1株ずつ買っています。
楽天証券やSBI証券もポイントでの株式投資を行えるサービスがあるので自分がメインで貯めているポイントと相性が良いサービスをぜひ探してみてください。
ポイントで高配当株を買うのがなぜオススメなのか…理由ズバリ、年に2回、企業から「配当金」という名のお小遣いがもらえることです。
他の使い方ではポイントは使った後それ以上にはなりませんが、高配当株にすれば、その株を持っている間は配当金というお小遣いをもらえます。(企業の業績が悪化すれば配当金がないということもありえますが)
要は金のなる木をポイントで貰っている状態です。
多少株価が落ちてもポイントなので現金を入れている場合よりは気が楽ですし、上がればさらにラッキー。売却すれば現金になるのでポイントのままより使い勝手もよくなります。
【1年で100万円貯める】3年間貯金0だった共働き夫婦がしたこと【後編】まとめ
以上、私たち夫婦が「貯金0」→「年間貯蓄100万(実際には140万程度)」と変わるため新たにはじめたことになります。
ここで挙げられようなことを既にしている人もいれば、どれもやってない!という人もいると思います。
何か参考になることがあったと思ってもらえたら、「そうなんだ〜」で終わらずに行動に移して頂ければ嬉しいです。
もちろん、これらは我が家にとっては合っていた方法なだけで、これらがどの家庭にも合うベストな方法とは言い切れません。特に投資に関しては不安があるうちは無理に始めないことを強くお勧めします。
次回以降、今回の記事の内容を踏まえ、各項目をさらに深掘りしていくような記事を書いていく予定です。
それではまた〜🙌
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