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パワハラ被害者だけど、正直パワハラしないなんて無理ゲーじゃね?
「私くらいのババアになったらね!もう存在がパワハラなのよ!!!」
私が勝手に尊敬している美魔女上司(元)の言葉。
聞いたときに刺さりすぎて感動したんだけど、ぶっちゃけ仕事辞めてからは全く連絡してない。あけおめLineをしようかと思っていたけど、義実家の猫と遊ぶのが忙しくて忘れた。まぁいっか。
さて、2024年、同僚からのパワハラで心身ボロボロになって退職したの。
それはもう、労基も大きな花丸を付けてくれそうなスピード退職。
でさ、パワハラされたら普通、心の中で『末代まで呪ってやる!』と叫びたくなるよね。
心身壊されるし、仕事できなくなるし、経済的損失も大きいし。回復にめっちゃ時間かかる。
火事で例えれば自宅全焼よ、まじで。
だから、パワハラは絶対悪。
あってはいけないし、無くさなきゃいけない。
パワハラを繰り返す労働者は部下どころか会社や法人をも壊しかねない劇やばモンスター。
なんだけど・・・!
パワハラをしないってぶっちゃけ無理ゲーじゃね?
いや、された側が何言ってるのよ!お前も加害者側かい?!って感じだけどさ、実際めちゃくちゃ難しいと思うの。
私ね、仕事を辞める半年ほど前から、直属の指導者(冒頭の発言をした美魔女上司)や雇用主に対して相談してたの。
でも、「パワハラされてます」とは絶対に言わないようにしてた。
「忙しい中、必死に指導してもらえるのは有難いんですけど、自分の呑み込みが悪いせいでストレスをかけさせてしまうことも多くて…心が折れそうです…」みたいな言い回しをしてた。
だって、当の本人たちはパワハラしているつもりなんて一切ないってわかっていたから。
むしろ、めちゃくちゃ優しく接しているつもりだったと思う。(てか人が急に人がいなくなったり、全体的に業務量が多すぎたり、私生活が不安定だったり…全員が病んでた)
幸い、私からの相談を受けた指導者や雇用主は「パワハラだ」って判断してくれて、ありがたいことに半年ほどあれこれと頑張って手を尽くしてくれた。(入りたてで何もできないスタッフのために、本当にありがとうございました)
でも、当の本人たちには全く響いていなさそうだった。
当たり前よね、「自分たちは優しく教えている、パワハラなんてしていない」「というか自分たちもいっぱいいっぱいなんですけど?」っていうのが彼女たちの心情なのだから。
その全然響いてなさそうな、いかにも私は無関係ですって感じを見てて、めちゃくちゃ怖くなった。
「教える側になったら、私も無意識にパワハラするんだろうな」って。
年齢的にも「存在がパワハラ」になりつつあるし。(新卒ちゃん基準で見ればもうなってるわね)
だからって、「パワハラする側に悪意はないから、許してニャン♡」は通じないわけで。
組織からパワハラ加害者だと認定されれば、雇用なり賞与なりを失ってしまうのよ。怖い話よね。パワハラ被害者になるより怖いわ。
じゃあ、パワハラ上司予備軍であるアラサーは何をすればいのか?
結論としては、パワハラ要素を徹底的に避けるための知識と技術と社交術を身に着けるってところに尽きると思うの。
バウンダリーを意識するとか、
アサーティブなコミュニケーションとか、
アンガーマネジメントとか
なーーんか面倒くさそうな横文字ばかり並ぶんだけどさ。
この辺はまた改めてなにか書くことにして。
突き詰めれば全部「あなたはあなた、私は私」だと思う。
言うのは簡単だけどめちゃくちゃ難しいんだよね。私も苦手。
今やパワハラって言葉は有名になってきて「パワハラ対策研修」とかあったりするけど、そんな素敵なものが用意されている企業・事業所ばかりじゃない。
そもそも個人に「人類皆パワハラ予備軍」って意識がなければ「右から左へ受け流す~♪」って感じでムーディー勝山になっちゃうし。
結局、世界からパワハラを完全になくすのは無理ゲーだし、私たちはみんなパワハラで会社をぶち壊すモンスターになる可能性を秘めてるってわけ。
さて、美魔女上司に大遅刻のあけおめLineでも送ろうかしら。ここには猫もいないしね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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