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自己肯定感とは、幸運をただの幸運として受け入れられることだと思う

毎朝起きた時、生きていることがありがたいなと思う。
この世界の全ての存在に自然と感謝の気持ちが湧いてくる。

こんな気持ちがしばらく続いている。

自分でも信じられないくらい、不思議なことが起こり続ける。

自分の何もかもが嫌だった時、自分は運が悪いと思っていた。
今となっては運がいいどころか、これは夢なんじゃないかと思うこともある。

自分が変わると世界は変わる。
私というフィルターを通してみえる世界は、私が作り出した幻想だった。

私は人を信用する以前に、自分自身を信用していなかった。

自分が愛されないことを証明するために、自分を愛せない人を好んだ。
何かを手に入れるためにはそれ相応の代償が必要だということを証明するために、必要のない努力をした。

「ありのままの自分には価値がない」という不安から逃げるためには、自分が我慢するしかないと思っていた。

北杜という土地に出会ってから、急速に自分の毒が抜けていくのを感じた。
3年経って東京に戻った時、前とは全く違う「東京」がそこにはあった。

自分に起こる「いいこと」をただ、自分が受け入れられるようになったのだと思う。
ただの幸運で何かを手に入れることを、許せるようになった。
自分を大切にできるようになったら、周りが自分を大切にしてくれる人ばかりになった。

昔のことを思うと、「あんなに自分をいじめて何が楽しかったんだろう?」と思う。
それでも当時の私にとっては必要な経験だったとも思う。
何一つ無駄なことはなかった。
今この瞬間に感謝できるようになったら、過去の全ての経験にも感謝の気持ちが湧いてくるようになった。

これからどうなるか、今の私にはわからない。
それでも多分、全てはなるようになるのだと思う。
できることしかできないのだから、できることを精一杯やればいい。

森キャンプ

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