#9ブランデーケーキがあるならウイスキーケーキがあってもいいじゃない
今年もバレンタインがやってきた。いつもは作らないチョコのお菓子を作る時期だ。去年はなんだかバタバタしていて手作りしなかったので、今年は夫の好きそうなものを作って、あげたい。
そして思いついたのが、お酒を使ったケーキ。
夫は最近ウイスキーにハマっていて、家には色々なウイスキーがストックされつつある。
ブランデーケーキは私も大好きだし、ウイスキーも似たようなものだろう。よし、今年はウイスキーケーキにしよう。ウイスキーはチョコとも相性が良いらしいし。
というわけで色々調べて、家にある、かつチョコに合いそうなウイスキーを選ぶことにした。
友人の勧めで飲んで気に入った、バニラの甘い香りがするらしいピーツビースト。甘いのなら、きっとチョコにも合うだろう。ただ結構スモーキーさが強いらしく、そこがどうでるのか。
調べたら、ウイスキーの中でもチョコによく合うらしいメーカーズマーク。イオンでも、特設のバレンタインお酒コーナーに可愛いセーターを着て陣取っていたから、チョコと一緒にプレゼントする人も多いのかもしれない。
そして最近のお気に入り、ニッカフロンティア。これもクセがなく美味しいらしい。ウイスキーは割となんでもチョコに合うようだし、クセがないならその方が良いだろう。
さて、先ほどから「らしい」「だろう」ばかり、他人の意見より自分の味覚を信じたらどうかと言いたいところだが、私は全くの下戸なのである。アルコール3%のチューハイだって飲めないのに、ウイスキーなんて飲もうものなら、まさに卒倒必至なのだ。
ただ、アルコールさえしっかり飛んでくれれば、洋酒を使ったお菓子は大好きだ。ブランデーケーキなんてまさにそう。あれがウイスキーでできるなら嬉しい。これは私のための挑戦でもあるのだ。
さてどれにしようかな…。
たぶん、あの３本の中では冒険な気がする。
なぜこれか。嗅いだところ確かに甘そうな香りがするのと、パッケージがめちゃくちゃ格好いいから。それと、無難で確実な方に向かうより、なんか攻めたいという謎の好奇心から。
そうと決まれば早速、材料を全部入れて混ぜるだけ、ホケミでお手軽、簡単チョコパウンドケーキを焼く。生地の中にもウイスキーを入れてみた。
失敗してたら詰み。
焼けたところに、すかさずウイスキーをペタペタ。上から側面から、とにかく染み込ませる。香りだけで酔いそうな私である。
そしてたっぷり塗ったら粗熱を取り、ラップでぐるぐるに巻いて、密閉袋に入れて冷蔵庫へ。
これが昨日の出来事。
さて、アルコールが飛ぶにはどれくらいかかるのかな。とりあえず、今日は私はおあずけだろう。
せっかくバレンタイン当日であるし、夫には食べてもらおうか。
私も味見ができたら、またnoteを書きに来よう。