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自分が楽しければそれでいいじゃない

ちゃるめらです。
昨晩、TOKYO FMのSCHOOL OF LOCK!に大好きなBiSHがラスト生出演するということで、大事に大事に聞いておりました。

今月の6月29日の東京ドームライブで解散するBiSHは、今が本当にラストラン。終わりに向けてとにかく色んなところに出まくっているわけですが、本人たちも卒業前の輝きみたいな儚さや愛おしさを感じているのだなという心からのコメントがとても美しいなと思ったので残しておきます。

自分が楽しければそれでいいじゃない

メンバーが最後に流れた言葉がめちゃくちゃよくて。過去の出演回で言ったことみたいなのですが、リンリンが言った言葉が特によくて、心に残りました。

「高校の時の友達とかほぼいないけど、それなら今好きなもの、本とか何でも、自分が楽しければそれでいいじゃない」

書いてしまうとすごく普通のことに見えるけど、
「自分が楽しければそれでいいじゃない」の言い方が、本当に心からそう思っている、というかそれが当たり前なんだから何言ってるの?みたいな言い方ですごく刺さったんですよ。

メンバーのモモコグミカンパニーが書いたエッセイ『目を合わせるということ』の中で、「リンリンは自分にとことん甘い」「それがいい」っていう話をしていて、本当にそうなんだなと思って。
それが人生の生きづらさをなくすことなんだから、それでいいじゃない。
誰かのために生きてるわけじゃないんだから、自分が楽しければそれでいい。

当たり前だけど当たり前じゃないことをさらっと言っていることに感動してしまいました。

東京ドームはBiSHの憧れのステージだから

今月発売の『週刊BiSH春』という週刊文春が監修した特別ムック本の中で、メンバーたちが「解散」について思うことを話しています。
その中で、BiSHのプロデューサーは「今解散しないと落ちていくだけ」「今終わらせるのが1番いい」と言い、メンバーの中にも「人気が落ちるのがこわかった」「いつか終わると思ってたからがんばれた」という思いもありました。

一方で、「終わらせることが美しいとは思わなかった」という意見もあって、それでも話し合って、互いを尊重し合う中で解散を決めた彼女たち。
特に、セントチヒロ・チッチは「解散に納得していない」という言葉をインタビューの中でも多く触れていて、「自分の思いが遂げられない悔しさをこれからも引きずってほしくないな」と勝手に心配に思っていたんですよ。

でも、SCHOOL OF LOCK!の最後で、チッチが「東京ドームのラストライブが近づいていて、今寂しくないですか」みたいな質問に対して、

「寂しいですよ。でも、東京ドームはBiSHの夢の場所だから」

とこれまたさらっと当たり前のように言ったので、とっても安心しました。本当にそう思っているんだ、BiSHは東京ドームで解散ライブをするけれど、彼女たちが夢を叶えるタイミングで解散するだけで、東京ドームは解散の場所でもあり夢を叶える場所でもあるんだと、

今解散に向かっているのと同時に、夢に向かって全力で準備しているんだと思ったら、ファン(清掃員)であるわたしも東京ドームが本当に楽しみになりました。

夢を叶える場所に立ち会えるのが本当に楽しみ。本当に、心からそう思えるからオタクは辞められないなと思うのです。

聴き直せる今のうちに是非

今ならradikoで聞き直すことができます。解散前のBiSHが6人で話している、それだけでとても愛おしい。解散までのこの時間をファンとしても楽しんでいこうと思います。

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