ロボットサッカー大会の地区大会で優勝した
サッカーをするロボットを作って試合をするという大会に去年から出場しています。私は全然聞いたことのない大会でしたが、意外と、地区大会、県大会、全国大会、世界大会とあって、世界大会はフランスのボルドーで行われる予定なんだそうです。
去年の夏にサッカーロボットを作る4回コースの講習会に参加し、地区大会で準優勝して県大会までいきました。基本的なロボットを作るところまでは大体講習の時に教えてもらえて、そのあと自分の好きなセンサーを付けたり、形を変えたりするのは自由です。息子の場合は、障害物に反応する赤外線センサーと、方位を判断する方位センサーを後から自分で買ってつけていました。赤外線センサーがあると、サッカーコートの壁に向かって進んだときに壁を検知し、下がって方向を変えたりできるようになりますし、方位センサーをつけると、ゴールの向きを判断できるようになってオウンゴールしないようになります。
ただし色々なセンサーをつけると、それぞれのプログラミングが複雑になりますし、赤外線センサーが効きすぎてしまって、なぜかずっと下がりっぱなしの動きをし始めたりと、思うように働いてくれないこともあります。たくさんのセンサーをつければいいというものでもなく、ロボットにはサイズ何センチ、重さ何グラムまでという規定もあります。
サッカーなのでチーム戦です。2人1チームで戦います。ロボットを作るのは好きでなければ結構めんどくさいと思いますし、プログラミングが全然できないとキツいので、小学生でチームを組もうとすると相手を見つけるのが大変かもしれません。息子は講習会で出会った同じ年のお友達と組ませてもらえて、良かったです。
最初の講習会の時は私も講習を聞いていてふむふむと付いていけたのですが、その後の息子のプログラミングを見てももはや複雑になりすぎていて何が何だかよくわからないので、どこを直したらいいのか質問されてもお手上げです・・。それに電池が燃えたこともありましたし、配線を直すために半田ごてを買って家でやっていたら床に焦げを作られたこともあって、その時は勘弁してくれと思いました。それでも大会でチームの子と作戦を練ったり大会中は親と話してはいけないルールなので自分たちだけで戦っているのを見ると、出場して良かったなという気持ちになりました。
今年はコロナで出場者数が少なかったですが、迷った末息子のチームは出場することにし、地区大会で優勝しました。優勝チームにはクオカードそれぞれ1500円が渡されました。どんな小さな大会でも、優勝というのは嬉しいものですね。クオカードも500円くらいかと思っていたら、なかなか高く、優勝賞金として息子が喜んでいました。自分でお金を稼ぐ体験は初めてだったので、貴重ですよね。親としては大会参加費の1500円と相殺して返してくれないかなという考えがよぎったのですが、それを言ってはいけないなと我慢しました。。
優勝チームと準優勝チームが県大会へ出場できるので、来月は県大会です。県大会になると途端にすごく動きの良いロボットがたくさん参加してくるので、ハードルは高いのですが、楽しんでやってこようと思います。去年はちなみに6位でした。全国大会へはいけませんでした。どちらにせよ全国大会はコロナでなくなってしまったのですけど。
月14000円のプログラミング教室が高かったし潰れてしまったという話を前にも書きましたが、その代わりにこのロボットサッカーを趣味のようにやっているので、プログラミング自体は好きなまま続けられています。フランスにいた時はこのように身近にプログラミングできる環境がなかったので、これは本当に日本へ帰ってきて良かった点の一つです。
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