マーケティングの第一歩【 #応援NFTアーティスト 】
こんにちは。カロンです。NFTアーティストの皆さんを応援しています。
昨日、少し「マーケティング」に関するツイートをしました。今日は一歩だけ、本当に一歩だけ進めてマーケティング実践編です。はっきり言って、知っている方には「そんなの当たり前だろ!」と言われる内容です。しかし、実はこれすらやっていない方がいらっしゃるんです。私、お見かけしたら老婆心ながら「それ、もったいないですよ」とお伝えしています。それを改めてお伝えしますね。
導線の話です。
私はよく「99点の作品でも、1点のマーケティングが無ければ売れない」と言います。そりゃあ100点の作品なら何もしなくても売れると思いますよ。でも99点だったら+1点が無ければ売れません。その「1点」というのは本当に簡単な、導線のことだったりするんです。
導線というのは人の動く道、通り道、ということです。
例えばですね、ラーメン屋があったとして「駅前にあるラーメン屋」と「駅から歩いて2時間、人が誰も来ないへんぴな場所にあるラーメン屋」、同じ味と価格ならどちらがお客さんが来ると思いますか?そりゃ駅前ですよね。ですからよく「飲食業は立地8割」と言われたりします。
「マーケティングは販売活動を不要にすることだ」とP・F・ドラッカーは言いました。
人がたくさん通る駅前にあるラーメン屋はほとんどチラシ配りなどいらなくなるのではないでしょうか?つまりこちらは「お店までの導線が確立されている」と言えます。だから販売活動はほぼ不要なんです。一方、へんぴな場所にあるラーメン屋は一生懸命お客さんを呼ぶための販売活動をしなければいけないでしょう。こちらは「お店までの導線が不適切」と言えます。
例えばコンビニは雑誌、飲み物、弁当がトライアングルに配置されてる、と言われます。(諸説あり)多くの人は、まず雑誌を立ち読みし、飲み物を取り、弁当を選んでる…だけなのに店を一周してしまうんです。その過程で「あ、こんなのもあるんだ」と新商品や、買うつもりがなかった商品を見つけてしまいつい買ってしまう、と。このような店内動線を意図的に作るのは売り場づくりでとても重要です。
NFTの販売はインターネット上で行われています。インターネット上でも導線というのはとても重要です。なぜなら99点の作品でも、いえ、仮に100点の作品でも、誰にも見られなければ絶対に売れないからです。そうですよね?誰にも見えないところに置いてあれば見ることが出来ないんですから、買うことも出来ないですよね。
シンプルに申し上げましょう、あなたのNFT作品、ちゃんと見られていますか?他の人が見られている状態になってますか?
プロモーションしてるか、インプレッションはどうか、といった七面倒くさい話ではありません。
あなたのTwitterプロフィールに、あなたのNFTコレクションへのリンクは貼ってますか?貼ってるリンクは適切ですか?という話です。
「貼ってます」という方でたまにいらっしゃるのがOpenseaの「https://opensea.io/account」というリンクを貼っている方です。
これは申し訳ないですが問題外です、言い方がきつくてごめんなさい、すぐ直しましょう。これは「自分のアカウント」へのリンクなんです。まぁ実際にリンクにアクセスしてみていただきたいのですが、
↑あなたがこのリンクにアクセスすると「あなたのアカウント」に行きます。私がこのリンクにアクセスすると「私のアカウント」に行きます。つまりあなたが、「私のNFT作品見てもらいたいな」と思って「https://opensea.io/account」を貼っていたら、誰もあなたのNFT作品を見られない、ということなんです。
「そんなマヌケなリンク貼る人いるの??」とお笑いになりますか?いらっしゃいます。特に始めたばかりの方だとなかなか慣れてらっしゃらないのか、結構やりがちです、Openseaは分かりづらいですから仕方ないです。そのような方をお見かけしたらぜひお声がけしてあ上げてください。もったいないので。
「私はちゃんと貼ってるよ」という方、ご自身のCollectedへのリンクではありませんか?
例えば下記のリンクにアクセスしてみてください、私のOpenseaのCollectedのページへのリンクです。
「https://opensea.io/CharonCrypto 」
ここにアクセスすると、「私が作ったNFTでまだ売れていないもの」と「私が作ったものではないが私が手に入れたもの」が見られます。つまりこのページというのは「自分が保有しているもの」の一覧なんです。仮にあなたの作品が全部、売れて人に渡っているとしたら(そしてあなたがほかの方の作品を手に入れてないとしたら)、ここには何も表示されません。
つまり「うちのお店来てくださいね-、作品見てくださいね-」とお客さんを呼んだのに「え?なにも売り物ないじゃん」と思われてしまう、ということです。
もちろん多くの方は優しいですから「ああ、これCollectedへのリンクだな、どれどれ、どういうものを作ってるかな」とCreated(あなたが作った作品)のページに行ってみるでしょう。でもOpensea知らない人は「ああ、この人何も売ってないのね」と帰ってしまうかもしれません。ですから、せっかくなら「どうぞ!これが私の作品です!」とワンクリックで見せたほうがいいですよね。そのためにはあなたの「コレクション」にリンクを貼りましょう。
まずCreatedのページにいって「Collections」を開きましょう。
リンクを貼りたいコレクションのページに行きます。私の場合はコレクションが3つあるので、そのうち左の「Charon's Laboratory」に行ってみます。
そのコレクションのURLは「https://opensea.io/collection/lab-of-charon」です。このリンクをプロフィールやツイートに貼ればOKです。このコレクションが完売していても訪れた人はあなたの作品を見ることができます。
以上、本当に簡単な、まず第一歩のマーケティングです。Twitterプロフィールにリンク貼っておくだけで何人かはそこを訪れるかもしれない。そしてそのうちの何人かは「ああ、ステキな作品だな」と思い、買うかもしれない。これ、販売活動していないですよね?勝手に売れてるだけですよね。つまりこれがマーケティングです。すごく簡単なシンプルな話ですが、これもマーケティングなんです。まずはぜひ~。
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