楽しい$NOGS
はい、いま話題の$NOGS、Nounsから生まれたトークンです。こちら流動性が提供され(後で話します)、他の通貨に交換可能になりました。あとあなたももしかしたら持ってるかも知れません。そのチェック方法もお伝えします。
$NOGSについて
まず$NOGSについてはこちらをご参照ください。
読むの面倒って方はすっごいシンプルにいうと「Nouns関連のトークン」くらいでOKです。
このトークンの流れがとてもおもしろいので説明しておきますね。
まずこのトークンはNouns関連コミュニティで活動している人に報いるために作られたトークンです。
Nouns関連コミュニティ(いわば、NounishDAO)の主な活動はNFTをオークションなどで買って保有すること、そしてDAOに対して提案、その提案に対する投票です。
$NOGSはこれらの行動、つまり、NFTの保有、提案、投票でもらえるトークンです。
保有
保有していてもらえるのはNouns/LilNouns/Gnarsの3コレクション。
例えばGnarsだとGnarsNFTを保有していると1日につき1,920$NOGSがもらえます。
GnarsでこれなんでおそらくNouns、LilNounsはもう少したくさんもらえてると思います。
提案・投票
またそれぞれのDAOで提案&投票するとこちらも$NOGSがもらえます。
他の方のですが…。この方はおそらく投票していますね。投票毎に約3ドルの$NOGSがチャリンチャリンと入ってくるのは嬉しいですよね。
$NOGSが換金可能に
で、この$NOGS、当初は金銭的価値を持ちませんでした。つまり他の暗号資産(ETHとかUSDCとか)に交換出来なかった、ということです。
それが今回、交換(swap)出来るようになりました。この流れが面白かったので説明しておきますね。
流動性提供(Liquidity Provision)について
$NOGSの総供給量は69億枚です。これを交換できるようにするためには普通はだいたい「分散型取引所に流動性を提供する」ということをやります。つまり、誰かが「交換するための原資(元のお金、ETHとか)を預けとく」みたいなことです。
交換するための原資を「流動性」といいます。つまり交換の元になるものを提供することが「流動性提供」、英語でLiquidity Provision、略してLPです。
今回、$NOGSの流動性提供は有志が集まって行われました。PartyDAOというWebサービスでクラウドファンディングとして行われました。
LPのための資金を提供する人は、このサービスにETH(0.01ETHから提供できます)を提供します。そしてその代わりにそれと同じ額の$NOGSがもらえる、という仕組みです。
結果としてこのクラファンなんと525ETH(約2.6億円)が集まりました。
これによりUNISWAPに525ETHが提供され、そこで$NOGSをETHなどに交換できるようになった、ということです。
※一連の流れについてはこちらのearlgreyさんの解説がとてもわかりやすいです。earlgreyさん、ありがとうございます、勉強になりました。
この流れを見ていてすごいなぁと思ったんですよね。。
まず$NOGS自体はある意味、ミームコイン、意味を持たないジョークコインとして誕生しました。詳しくはわかりませんがおそらくメインのDotnounsさんがほぼ一人で作ったんじゃないでしょうか?
それがNouns全体を通した「トークン」になりました。日本でいうとCryptoNinjaNounsでも投票提案をするともらえます。
で、ここまでは金銭的には価値を持っていませんでした。それがLPが提供されることにより他のトークンとの交換が可能になった、ということです。
新たな「貨幣」の誕生を生で見ていた感じがして私はすごいなぁと感じています。
持ってるかどうかチェックする方法
普通に誰かから送られてきたら自分のウォレットに入りますのでウォレットの中身を全部見ることができる、DeBankなんかでチェックすれば見ることが可能です。メタマスクとかだとトークンをインポートしないと見られないかも。。NounishCommunityでの提案投票でもらえる場合も直接ウォレットに送られます。
※基本、Baseチェーンです。Baseチェーンで見てくださいね。ウォレットで見えない!って方はネットワークの追加&トークンインポート、面倒な方はDeBankでチェックしてください。
$NOGSの公式ダッシュボードでチェック
それからNouns/LilNouns/Gnars持ってる人はこちらをチェック。
ウォレット繋げばトップに数字が出てきます。こちらに出てきているものはClaimしないとウォレットに入ってこないです。Baseなんで超安いですがガス代がかかります。
あとWarpcastでチップとして送られた、という場合もあるんですがそれはこちらの方法で。
NNSのステーキングもチェック
NNS(NounsNameService、好きな言葉の後ろに.⌐◨-◨がつけられる)を持っていて、それをステーキングしていた人はこちらをチェック。
溜まっていたらDashbordのRewardsのところに数字が見えるはずです。
これはWithdrawで引き出せます。ただしこちらはEthereumの$NOGSなんです。引き出しのガス代結構高いです。10ドルくらいとか。安い時を狙ってください。Ethereumの$NOGSは流動性提供がされていないのでSwap出来ません。Baseにブリッジしてください。ブリッジの仕方はあとで追記するかも…。
$NOGSの今後
一応、今後はこの$NOGSでしか買えないものを作るみたいな計画もあるようです。
うっすらとコーヒーカップとかも見えます。例えば「こういうグッズは$NOGSでしか買えないよ」となったら欲しい人は$NOGSをなにか(例えばETHやUSDCから)スワップするでしょう。そうなると$NOGSを持っている人は売れる、ということになる。
一応、$NOGSは流動性提供開始からは値上がりをしています。これからどうなるかは私もわかりません。
またDexと呼ばれる分散型取引所のみならず、通常の暗号資産取引所での取引も開始しました。
金銭的価値はどうあれ、Nounsコミュニティのインフラ通貨としてもっともっと楽しくなっていけばいいなーと個人的には思ってます。
$NOGS上げます
$NOGSを使ったチップシステム楽しいので、ご希望の方は$NOGS差し上げます。
条件としてはWarpcastを始める必要があります。5ドルかかりますがまぁこれは私がもらうものではないので…。楽しそうだなと思った方はぜひ。
Warpcast始めるなら招待リンク踏んでいただけると嬉しいです。
Warpcastで私に$NOGSちょーだい、とおっしゃってくれた方、先着10名に100$NOGS送ります。価値が今の100倍ちょっとになればWarpcast始める5ドルは回収できるかと!しらんけど~。
そういうことで!楽しいですよ、$NOGS。