見出し画像

【 #応援NFTアーティスト 】可能性無限大: #Opensea のUnlockableContent

こんにちは。カロンです。NFTアーティストの皆さんを応援しています。

昨日(11月7日)朝のスペースで何より興奮したのは @Crypto100egg さん(以下エッグさん)の、UnlockableContentでしたね。それを説明します。エッグさんありがとうございます!

例えば「漫画」なんかはOpenseaではなかなか売りづらいと思っていました。(漫画NFTは売れると思ってます。ただ、Openseaでは売りづらいという意味です)

なぜなら仮に四コマ漫画を書いてJPGにして、それをOpenseaに上げたら、お金を払わなくても読めちゃいますもんね、全部公開されているから。おもしろい漫画だったとしても読み終わったもの(1枚の画像)を「所有しておきたい」ということは考えづらい。考えうるとすれば「投げ銭」として作者に応援するくらいかと思っていました。ですから例えば「discordでそのNFT保有者しか入れないチャンネルを作り、そこに置いておく、とかそういう感じかなと思っていました。しかし、そんな七面倒くさいことしなくても漫画売れます、この方法なら。

あと、NFTfes用のアバター売る、ということも出来ます。これも後述しますね。まずはUnlockableContentとは何か、ということから。

技術にお詳しい方には「そんなの何を今更言ってるの?」と思われるかも知れないのですが、私全然知らなかったです、ごめんなさい…。

UnlockableContentとは何か?

まずエッグさんが何をやってらっしゃるかと説明しますね。

このCrypto10Eggsという作品があってその一つは私が保有しています。

画像1

これはアニメGIFなのでアイコンとして使うためには自分でスクショを取ってJPG/PNGで保存する必要があります。しかしエッグさんはそれが面倒だろうと親切にこのアニメGIFのPNGデータ(静止画)を配ってくれているんです。しかもそれは「このNFTの保有者のみしか行けないサイト」に置いてあるんです。と言っても「データ便」という無料ファイル転送サービスですけどね。具体的に説明します。

上の画像のタイトルの下に錠前のマークがあって「Reveal unlockable content」と書いてありますよね。そこをクリックするとURLが表示されます。

画像3

そのリンクをクリックするとメタマスクが起動し、許可するとそのリンクに飛べます。するとデータ便のサイトに行けて、PNGがダウンロード出来る、という流れです。

UnlockableContentの設定方法

簡単です。作品をMintする際にUnlockableContentの項目にチェック入れて、そこに記入するだけです。

画像4

これ、色々使えると思いませんか?

例えば、漫画ですよね。漫画の1ページ目はNFTとして売っている。誰でも読める、買わなくても読める。でも2ページ目以降合計18ページはこのUnlockableContentとしてPDFとしておいてある。そうしたら読みたい人はNFT買うかも知れませんね。

昨日アイディアとしてあったのは、例えば1ページ目は同じ画像で、「ハッピーエンディングVer.」と「アンハッピーエンディングVer.」のPDFに繋がるUnlockableContentを含む2つのNFTを販売する。どちらか販売数の多い方を実際の出版物として出版する、とか。

それから秘密の暗号にも使えますね。例えば、作品が人気すぎてクリック合戦になってしまっている作者さんがMint予定日時をUnlockableContentに書いておく。「お金払ってもそれを知って買いたい」という人はそのNFTを買うかも知れません。

アバター販売方法

この方法を使えば、例えばNFTfesで使うアバターも販売可能ですね。例えばそのアバターというのはこのような1枚の画像を使う必要があります。

画像4

かなり適当に私が作ってますが、要は12枚の画像が1枚になった透過PNG画像です。この画像(そのままアバターに使える状態)をNFTとして販売ページにアップしてしまうと、購入していない人でも、その画像をそのままダウンロードして使えてしまいます。ですから販売ページに出しておくのは上の画像であれば左上の正面画像だけにしておく。そして購入後にUnlockableContentにあるリンクに行くとアバターとして使える画像(つまり12ポーズすべて入った画像)をダウンロード出来る、にしておけばアバターとして使いたい方は購入するでしょうね。

「でも結局、リンク知ってればアクセスできるじゃん」

はい、そうです。これって「その時点で保有している人が知ることが出来るリンク」なので、それを転売した後もそのリンクを知っておけばアクセスは可能です。更に別に転売せずとも、今持っている人がそのURLをコピーし人に送ったりTwitterに上げれば誰でもリンク先にいけます。更にリンクで飛んだ先のPDFをそのままアップに上げる、という人もいるかも知れませんね。

とはいえ後者については「このPDFの無断転載、ネットへのアップはご遠慮ください」と書いておけば良いんじゃないかなと思います。Kindleとかの電子書籍だって1枚1枚スクショ取ってアップする人がいるわけで「それはダメですよ、損害賠償請求しますよ」とか言っておけばひとつの抑止力にはなるかと。

それから「データだけダウンロードしてNFTは転売」「リンクをそのまま人に送る」というのも「ものによる」のではないかと思います。例えば先程言った「人気作家さんのNFTは販売時間が書いてある」だったらそれ自分が知ったからと言って転売したり人に教えますかね?だってそれ、「自分しか知らない」から、購入する意味があるんですよ。転売して他の人も知ってしまったら意味なくなってしまいますよね。

アバターはまぁ転売していろんな人が使ってくれるならまあ良いのではないでしょうか。あるいは「アバター持っている人だけにGiveaway参加資格あります」とかの特典を付けたらそれこそ「ライバル増えるので自分で持っておこう」となるでしょう。

このあたりは「やり方」だと思います。ぜひ色々考えたいなぁと思います。皆様もアイディアあればぜひ~。

念の為

あと念の為として、保存先のクラウドがサービス中止したら当然そのリンクも向こうになります。一応、説明として「UnlockableContentは○○というサービスに保存しています。そのサービスがサービスを中止した場合、予告なくUnlockableContentもダウンロードできなくなります」くらいは書いておいたほうが安全かも知れませんね。

以上です。以下、何も書いてませんけどよろしければ投げ銭100円をぜひ~。

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?