【食】デカフェのコーヒー、値段に差があるのは何故かご存知?知らないと『恐い?!』デカフェの世界。
こんにちは!
コーヒー大好き、
どうも ちゃろです!
その中でも、デカフェは夜にも飲めるので大好きでですね。
ここ一年はずーっとムセッティと言うイタリアの老舗珈琲屋さんのデカフェ豆を買ってます。
お安いのから、店舗を構える近所のコーヒー豆屋さんなど、いろーーーーんなのを試した結果、ムセッティ一筋になりました。
最近では、カフェでたまにデカフェを飲んだりしても、『うーん、我が家のデカフェの方が美味しい』なんてことも日常茶飯事。
豆にこだわったり、機械にこだわったりして、お家カフェを充実させると外でコーヒーを飲む機会も劇的に少なくなりました。
逆にコスパ良くなったっていう。
で、ですね、そんな美味しいデカフェを探して三千里、してきた訳ですが。
デカフェって一般的に、普通のコーヒー豆よりもお高いんですよね。
とはいえ、そのお値段もピンキリ!
安いものもあるし、ビックリするぐらい高いものもある。
その値段の差はなんなんだ?と勉強したところ、驚きの事実が発覚したのでご紹介します!
そもそも日本のデカフェ市場はまだまだ
そもそも日本ではあんまりデカフェ市場が発展してないので、デカフェの豆に出会えるのも珍しいぐらいなんですよね。
私が試したチェーン店のデカフェ豆だと、
スタバやカルディ(それもお取り寄せしてやっと買える)あたり。
コーヒー豆屋さんでもデカフェのお取り扱いがない、なんてこともざらなんどす。
一方で、ヨーロッパやアメリカだとデカフェは市場の10%も占めるんだとか!なので、その製造方法も発展してるんですよね。
で、なんで値段に差があるの?
お値段の差は、もちろん豆のクオリティなどもありますが、
カフェインの除去方法の違いも一因
とのこと。
その方法は3通り!
その① 薬を使う!
お薬でカフェインを除去する方法で一番安価な方法。ゆえにお豆も安くなる。
コーヒー豆に有機溶媒(ジクロロメタンなどの薬品)を通してカフェインを抽出する方法。
こちらは、安く出来る一方で、風味が悪くなってしまったり、薬品が直接生豆に触れることから、消費者が不安になりやすいという欠点があるんですねぇ。
なんと、少し前まで薬品の一つに『ベンゼン』という発がん性物質を使われていたこともあったとか‥。こ、こわひ。
その② 水を使う!
薬品を使わずに水のみで行う方法。生豆を熱湯に浸しコーヒー豆から香りや風味、カフェインを抽出し、微粒子フィルターにかけることによりカフェインを取り除く。このろ過した熱湯に一度取り除いた豆を浸すことで香りと味だけが豆に戻り、それを乾燥させる。
この方法だと安全ですよね!
一方で、水+薬品のやり方もあるようですが、そちらは薬品が直接生豆に触れないので、安全面を考えると薬のみを使う方法よりもいいみたいです。
その③ 二酸化炭素を使う!
超臨界二酸化炭素抽出。生豆をクリーニングし、更に磨いてから脱カフェインレス処理を行う。水蒸気に水分を含ませ約2倍に膨張させたコーヒー生豆を、液体 CO2(二酸化炭素)につけ、気圧65~70バール、温度20~25℃にし、カフェインを溶かしださせ除去し、乾燥させる。
比較的新しいこちらの方法は、ドイツで開発されて、世界的に特許を取得されてるらしいです。
こちらの製法だと、豆に優しい方法で除去されるので、香りや味が損なわれにくいんだとか。一方で、手間が掛かるのでコストは掛かるという欠点も。
また、一番安全な方法と言えるので、どうせ買うならこのやり方で除去されてると安心ですよね!
まとめると
一番手間のかかる(二酸化炭素を使う)方法でカフェインが除去される = 風味も失われることなく美味しい = お値段はお高くなる
その反対もしかり。
という感じですかね。
(どういう感じや)
ちなみに、調べてみたところ
スタバのデカフェ豆と、我が家で買っているムセッティも③二酸化炭素でした。
どうりで普通のコーヒー並みに美味しい訳だと納得!
カルディのデカフェは②の水を用いる方法でした。
健康志向の方がデカフェを摂る傾向にあったり、妊婦さんや授乳中の方が飲んだりするのに、危険な薬品を使っているものがある、と思うとちょっと恐ろしくもなったり‥‥。
デカフェ豆によっては、調べても除去方法が書かれていなかったりすることもあるので、その場合は一度問い合わせしてみるといいかな、と思います。
一番安全なのは、記載があるものですね。特に輸入品とかでお安かったりしたら、ちょっと確認したい所。
私は今後、他のお店のデカフェを買う時は、必ず除去方法が書かれている物を買おうかな〜と思いました。
と!
いうことで、知らないと恐ろしい?!デカフェの世界をご紹介してみました!
書いてたら飲みたくなってきたので、ホッと一息ついてきたいと思いまーす!
ではでは!
またお会いしましょーん!