もっともっと自分自身と向き合う年
新年明けましておめでとうございます。
写真は年末に日光東照宮に出向いた時の空。
まるで龍がたくさん踊っているような空でした。
辰年を象徴しているようで、思わず何枚の写真を撮ったものの中の1枚。
1年の始まりのこのときに、最近感じていることをアウトプットっしてみようと思います。
さて、いきなりですが、
この世界は自分の内側にしかない。
そう感じる今日この頃です。
私たちにできることは、外側を変えるのではなく、自分の内側を変えることしかないのではないかな、と最近強く感じています。
そのために自分の内側を丁寧に観察して、しっかり感じて、その上で自分のニーズに沿って選択していくしかないのではないか、と。
いきなり本質的なことを書いてしまいましたが、そういう意味では、
この世界は自分の選択にかかっている。
と思うわけです。
このお正月は久しぶりにのんびり過ごそうと思って過ごしています。
昨日の2日、見ようと思っていたネット配信のドラマを見終わり、さて次は何を見ようかと軽く悩んだ後に、俳優さんに惹かれて別のドラマを再生しました。
そうしたら、そのドラマがかなりグロいお話で、最初の10分を見ただけで見る気を失ってしまいました。
「もっと軽いドラマが見たかったのになぁ…」と思った矢先、もう1人の自分が、「でも、選んだのは自分だよね」とすかさず茶々を。
ま・さ・に。
そうなんです。自分で選んでるの。
だって一人暮らしだし、チャンネル権は自分にあるわけなので…。
そう思ったら、人生もそんな風なのではないかと思った次第です。
ある次元では、この世は自分の心が映し出している、という考えもあります。
どこかのある地点で自分が選択した結果を現実として体験している。
さっきのドラマの話ではないですが、現実も自分でチャンネルを選んでいるのかもなぁ、なんて思ってしまいまして、目の前の現実が自分のニーズにあっていないなら、チャンネルを変える必要があるわけです。
その現実を自分の心地よいものに変えていくには、自分の日常の選択を自分のニーズにピッタンコさせていくのが早道なのかも、と最近しみじみと感じます。
その精度がどれくらいかによって、目の前に映されるものが変わるわけで、さっきのドラマの話のように、軽いストーリーを見たいのが本当のニーズだったのに、俳優さんで選んでたら、選択に精度が荒いので、自分のニーズに合ったものは映し出されないのですよね。
こういう状況(環境)だから、あの人がああだから…etc.
たしかにそう思える現実もあると思います。
でも外側をあれこれ指摘しても現実は変わらない。
だから、自分の内側を見つめ直して、しっかりと自分の声を聴いて、自分のニーズに向き合うことが本当に今大切なことなんではないかと思います。
それを瞬間瞬間で行えるようになると、たぶん現実は少しずつ自分の居心地の良い世界になるのではないかと思います。
そうやって、自分の内側に向き合い続けると、ときには自分の心の中のモンスターに出会ってしまうときもあるんですよね。
今まではそのモンスターに出会わないように、外側ばかりに向いてきた。時代的にもそれが許された時代だったともも言えます。
でもね、モンスターは自然にはいなくならないのです。
だから、逃げずにモンスターがいることを受け入れることが、実は大切なのかもしれないです。一度向き合うと、モンスターは化けの皮を剥がして消えていきます。
初めから真正面から対峙しなくても大丈夫。まずは逃げないで、そのモンスターを遠くから観察するのもひとつかな、と思います。
その「覚悟」みたいなものをもつのがこれからは大切になるような気がしています。なぜなら、これからの時代は隠しごとはどんどんできなくなるから。
でもこれもそれぞれの選択なのですよね。どう生きたいか、この人生でどんな体験をしたいか、なのだと思います。
モンスターに向き合うなんてひとりじゃ難しいよ、という場合は、誰かに助けを求めるのもときには必要かも。他人の発言やお話は常に自分のニーズを捉えるヒントになりますよね。
〇〇のすごい人だから、その人の言っていることを正しいと鵜呑みにして信じる、というのも、これからはちょっと違うかな、という気がします。
そういう意味では、誰かが癒してくれたり、解決してくれる時代ではないのかもしれないです。
でも、誰かと話すことで、自分のニーズを捉えやすくなったり、自分が選択しやすくなったりすると思います。そういう仲間やサポーターは必要ですよね。
そんな感じでお話をできる機会を、今後は作っていきたいと思っています。