Photo by mitomok 【詩】Him All Along 3 岡本慎一郎 2025年1月9日 10:59 瓦礫の散り乱るるかつて城たりし廃処に朝陽さし西の方未だ暗き天に漂ふ雲の偶(たま)さかに月渡りゐる黄金に溢れし天主に響きたる宴の喚声は魔窟に臥する者らの忘我の溜息に替はりたり頬切り流るる冷気を五体にあびて歩む彼に縁ありし人々の幻となりて顕はれまた消ゆる天地の凍てつきゐ音絶ゑてすでに数刻凝らす眼に道は冴ゑてなほ遥なり[inspired by Gunna] ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #詩 #現代詩 #ラップ #Gunna 3