過敏性腸症候群のごはん とりつくね
子どもの高校3年間はお弁当でした。
学食はあったのですが、過敏性腸症候群の我が子が食べられるメニューはあるはずもなく、少しでも体に良いものを食べさせたい一心で作っていました。
毎日のことなので、おかずを一から全部用意するとなると結構な負担です…ですからお弁当のおかずにもなる晩ごはんのおかずをよく作っていました。それが今回ご紹介する鶏つくねです。晩ごはんの時は大根おろしとポン酢で、お弁当は照り焼き味にしていました。
つくねといえば生姜とネギを入れるのですが、過敏性腸症候群の息子にとってネギは天敵なので、ネギの代わりにたっぷりの大葉を入れていました。
大葉は香りもよく、ハーブの一種なので体にもよさそうです。幸いなことに息子は大葉や生姜が好きなので喜んで食べてくれました。ひき肉はモモのひき肉でもムネのひき肉でもお好みで良いと思います。我が家はさっぱり系が好みなのでムネ肉のひき肉で作っていましたが、大和芋のすりおろしを入れるのでパサつき感は全くなく、胃がもたれることもありません。
また、鶏のムネ肉にはトリイミダペプチドという疲労回復や持久力アップに効果のある成分が沢山含まれていて、その上安価、良いことづくめです。
材料 鶏のひき肉 600〜700グラム
卵 1個
大和芋 すりおろして大さじ2位
大葉 10枚刻む
生姜 ひとかけをすりおろす
片栗粉 大さじ2位
塩 小さじ1
酒 大さじ1
みそ 大さじ1
分量は極めて適当です。混ぜて、テフロン加工のフライパンに油をひかずに直径5センチ位の小判型にして弱火で片面3〜4分を目安に焼きます。
ハンバーグに比べ、結構ゆるゆるですが大丈夫です。心配な場合は片栗粉を増やしてください。