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法人の影も形もないころ、気持ちだけはあった。

東田直樹さんの書籍を初めて読んだのは
もうかなり前。
まだ紀伊國屋書店に通っていた頃
店内をうろうろしていて
偶然、目に留まったと記憶しています。
きっと平積みだったのでしょう。

【自閉症の僕が跳びはねる理由】

それからまた何年も経って
相模原障害者殺傷事件をきっかけに
思うところあって起業するに至ったとき
またこの本を読み返してみました。

そしてこの一文をノートの表紙に記して
いざ出陣したのですが

ASD専門の先生のとある勉強会で
この一文を見せて
「この想いを実現させたいんです」と
お伝えしたところ

「みんながみんな、
そう思っている訳じゃないですからね」

と袈裟切りにされました。

「ですよねー、先生」

その先生は支援者の心を折ると有名な方だと
後で知ったのですが。

物理的な広さと静けさが
彼らを穏やかにしてくれるのも事実。

そこでこの
「未来」や「同じ場所」というワードは
抽象的過ぎること、
前提を共有して
個々に応じて解像度を上げていかなければならないこと、
む、難しいね、とあらためて
思うのでした。

でも
大事なのは思考を止めないこと。

そして
確実に形に残していくこと。

今夜は愛の映画祭へ行く予定でしたが
体調を崩しそうな予感がするのでやめました。

周りの支援者さんからは
「共感しすぎるから体調崩すんですね、と言われますが
苦しい声を聴いている時は
憑依ってこれかもしれないと思うほど
後で体調が悪くなります。
それに周りの支援者さん達も
大なり小なり、そうです。
クライエントの事を一所懸命考えている。

明日も0730登校支援から業務開始
営業日5日間を全力で走り抜こうと思います。
コケないようにw

今日も最後まで読んで下さって
ありがとうございました。









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